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”社内バー”が「コミュニケーション活性化」と「出社したくなるオフィス」にどうつながるか

コロナ前、毎月実施していた社内バーを3年ぶりに復活させました。
コロナ前は休憩室を利用して30名~40名ほどの参加だっため今回も同じ人数を想定していましたが、休憩室より広めの多目的ルームで実施し、結果予想をはるかに超える120名の参加で、途中で席を追加するなど、嬉しい悲鳴でした。みんな待っていたんですね。

この日は、就任されたばかりの副社長に一日店長をお願いし、各席を回っていただき、また他の役員も従業員たちの輪に入り積極的にコミュニケーションを図ってくださいました。

オープン30分で満席に

社内バーの目的は、「新しい“かかわり”の機会創出」で
従業員同士のコミュニケーションはもちろん、役員や外部ゲストをお招きする場としても活用していました。

「新しい“かかわり”の機会創出」
”社内バー”の目的

また、多くの従業員に参加してもらうべく、近くの有名店とのコラボ企画やケーキやドーナツなどのデザート企画、時にはレーン持ち込みと職人に来てもらって回転ずしイベントなど、積極的に企画・実施してきました。

ただ、参加してもらうだけではかかわりは作れないので、その為に運用側(ホスト)の役割として、相席を促し、席をチェンジしてもらうなど新しいかかわりを積極的に作っていく必要があります。
社内バーのママの役割ですね(笑)

まだ復活して2回しか行っていませんが・・・
コミュニケーション活性化から生まれる効果も少しずつ見えてきました。

一つは、お互いの業務を知ることで生まれるイノベーションの可能性です。例を挙げると、あるメンバーが「今こんなことにチャレンジしたいと思っている」と話したところ、たまたま隣に座ったメンバーが「それ、興味あります!手伝わせてください」といった会話がなされ、これまで顔は知っているけどあえて仕事の話をしなかったメンバーが、一緒に何かに取り組む機会が作れ、組織間を超えた連携が生まれたようです。

また、新卒社員はサークルを作りたいと思っているが、なかなか先輩に声をかけられずにいて、そんなきっかけもこのような場だと「(お酒に力を借りて)ダメもとで言ってみるか!」という気持ちになれるようです。

そんな効果を感じつつ、もう一つ思わぬ光景が生まれました。
多くの企業では、出社を推奨し始めるところも多くなり「どうしたら出社してもらえるか」とオフィスレイアウトを見直したり、オフィスに来たくなるための企画や施策を実施している、と聞いたことがあります。
弊社はハイブリッドワークを推奨しているため、平均出社率は40%前後で、在宅している人はずっと在宅であったり、タイミングが合わずなかなか会うことができないメンバーもいます。

ところが、社内バーの日は
午後からのどんどん出社する人が増え、オフィス内に活気が生まれます。
メンバー同士この日をターゲットに業務を調整して出社しているようで、普段お顔合わせない人が久しぶりに顔を合わせる、そんな機会も増えているようです。

どんな効果が生まれるかは実施してみないとわからないところはありますが、今年の目的としては、まずは場を作ること。
そして、3年後には「仲間を大切にする」組織の実現につなげたいと思います。

コミュニケーション活性化計画


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