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『梨泰院クラス』を見た

こんにちは。ゆうきです。

前回の更新からだいぶ時間が経ってしまいました。お許しください。

5月はずっと家でオンラインの研修を受けていました。しかしそれも昨日で終わり、月曜日からはオフィスでの実務が始まります。ちょっと緊張していますが、楽しみでもあります。

さて、今回は、先日やっと見終えた「梨泰院クラス」という韓国ドラマの話をしようと思います。先日といっても2週間ほど前。「書こう書こう」とは思っていたものの、なんやかんやあって今日になりました。

このドラマはNetflixで配信中で、全16話ですでに完結をしています。1話は約1時間ほど。韓国のソウルにある梨泰院を舞台に、主人公のセロイとその周りの人々の人間関係や、人生を描いた物語です。


私は、韓国ドラマは恋愛ものの印象が強く、ほとんど見たことがありませんでしたが、見事にどっぷりとはまってしまいました。梨泰院クラスを楽しみに、会社の研修を受けていたと言っても過言ではありません。そのくらい面白かったです。

では、何が面白かったのか。今回はその魅力を、自分なりに3つに分けて紹介していきたいと思います。

主人公セロイの復讐劇

まず、この復讐劇が物語の中心的な軸としてあると思います。構成としては、主人公率いる小さな企業が、大きな企業へと立ち向かうというものですが、そこにお互いの家族関係などが絡んだ個人的な恨みが絡んできます。だから「復讐劇」なわけです。「下町ロケット」のようなドラマとは似ているようで少し違います。

個人的な感情を含むことで、対立というものは大変深いものになっていき、「勝ちたい」という思いも強くなります。そして、見ている人も主人公に対して共感しやすくなり、「勝って欲しい」と思うようになります。その思いが強ければ強いほど、主人公が勝ってくれた際は嬉しく、敵に反撃をくらった際は大きな絶望を感じます。そうして私たち視聴者は物語に引き込まれていくのだと思いました。

セロイが少しでも優位に立とうとするものなら、敵はあらゆる手を使ってそれを止めようとします。しかしそれでも屈しないセロイ。彼は復讐を果たすことができるのか、最後まで目が離せません。

個性的な脇役たち

このドラマには、主人公のセロイ以外にもたくさんの個性的な脇役たちが出てきます。どう個性的かというと、彼ら一人一人が、現代のありとあらゆる社会問題を体現しているのです。

ソシオパス、トランスジェンダー、人種差別、賄賂、隠蔽、継子問題。などなど、様々な社会問題が劇中に登場してきます。ちなみに主人公のセロイは前科持ちです。

主人公セロイの復讐劇が物語の中心としてありますが、そこにこの個性的な脇役たちが絡んでいくことによって、さらに物語に深みが増していました。

恋愛劇

これまで恋愛以外のことを紹介しましたが、もちろん、恋愛もこの物語において重要な要素です。

それはもう、THE 韓国ドラマみたいな恋愛。ヒロイン2人の、壮絶なセロイの取り合いです。

1人はセロイの高校からの同級生のスア。もう1人はめちゃくちゃ頭が良いけどソシオパスのイソ。彼女はセロイの店でマネージャーとして働きますが、一方のスアは彼らのライバル企業の室長です。

こういった背景が復讐劇にどう絡んでくるのか、恋愛にどう影響するのか、こちらも最後まで目が離せません。ちなみに私はスア派です。

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長くなってしまいました。

この物語全体で共通していることは、登場人物全員が自分を強く持っているということです。

大きな壁にぶつかっても、自分の信念を貫いて立ち向かっていれば、いつか結果がついてくる。だれかが見てくれている。

ありきたりなことかもしれませんが、今の自分にはとても刺さりました。元気がないときにまた見たいドラマ『梨泰院クラス』。

皆さんも是非。


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