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「〜したい!」は究極の生モノであり、至高である

彼との旅行から帰ってきて
久々の自分と向き合う一人時間をたっぷり持った私。

前回の記事でも書いたけど、
お金よりも何よりも欲しかったものは
自分自身の納得だということがわかった。

私は自分の「やりたい」とか
自分の内側から湧き出るものをすごく大事にしているし
そのパッションで生きていきたいということがわかった。



昨日
台風の影響で急に仕事がキャンセルになってぽっかり空いた2時間を
「私はどう過ごしたい?」
と聞いた時に、
「カラオケ行きたい」とかすかな声が聞こえた。


カラオケはもう何年も行っていない、
自分の中でタブー中のタブーだった。
ましてや一人カラオケだなんて、自分にとっては意味のないものの骨頂で、
その数百円すら自分にかけることを許せていなかった。
(世の中の一人カラオケの人に対しては、意味ないとか全く思わないのにね)

だから、カラオケに行きたい、という望みが出た時
正直、そんなの望んじゃいけない!とか
恐怖が出てきた。


これ、みんなからしてみたら「ただのカラオケでしょ?」って話でしょ?笑
でもね、私にとっては最もタブーだったことなの。

なんでかと考えた時に、
小さい頃の夢は歌手になることだった。

割と中学生になるくらいまでその夢を抱いていて、
でも高校の進路などを考え始めた時に、
歌手は売れるまで貧乏で苦労する、とか
いくら努力してもお金にならないかもしれない、とか
路上ライブ嫌だとか、
安定した稼ぎがない、とか
すごく苦労しそうだな、と思って、その夢を見ることすら禁止して蓋をするようになっていた。

そこから人前で歌うのも
カラオケ行くのも、少し緊張していたし、
社会人になってからはカラオケに誘われても嫌だった。

それはきっと、
諦めた夢を思い出させて、そしてそこにまた失望したり
望んじゃいけないっていう禁止令が発動したりして
傷つくのがとても嫌だったからだと思う。



だから、一人カラオケだなんて最も避けたいことだし
自分の中で禁止していたことだった。
望みが出た瞬間、思考で
「今日はお盆だから高いから別の機会にしよう」とか
「2時間だし、他にもやれることあるし、わざわざカラオケじゃなくても良くない?」とか
掻き消そうとしていた。



だけど、ちょうどこのYouTubeを見て、
自分の今目の前に浮かんだ「〜したい」ということをコツコツ叶えてあげて行ったら、本当にやりたいことが無理のないカタチで叶って行く、
と言っていて、そうなんだ!と思ったから、望みをキャッチできた。


また、彼との旅行で
「〜したい!」という望みって、神からのメッセージであり、
ナマモノだから、即効叶えていくのが、自分の気分がいいということを感じていた。


だから、望みをキャッチしてしまった私は
実行してあげたい!という気持ちや
半ば強制的に「これ実行してあげなあかんやつやん〜」と思って
恐怖の中、幼い時の自分の夢を叶えてあげよう!と思い、
ドキドキしながらカラオケ店へ。


案の定、お盆料金で、金額は2倍に。
だけど、もう自分の中の幼い子の夢を叶えたい、という謎の責任感に駆られ、カラオケブースに走り込んだ。



そして一曲目。
「僕が一番欲しかったもの」を歌ったら、
自分の肚の底からぶわぁぁああああああ!!!!!!!と
エネルギーや感動が湧き上がってきた!!!!


肚の中の人がスタンディングオーベーションで
「もう最高♡!!!!!」
「素敵すぎる!!!!!」
「その声が最高!半音ズレてもそれが最高!もう何したって最高!!!!」
とめちゃくちゃ歓喜して私を褒めちぎりまくってくれた。


そして私は感動して泣きながら歌った。



これが、私が本当にしたかったことなんだ。
一般の人から見たらただのカラオケ。

だけど、私からしたら大きな大きな意味のある一歩だった。

自分の望みをきちんとキャッチして
否定せず、それをいいねって言って叶えてあげる。


そのシンプルなことが、これほどにも満足度が高くて
これほどにも幸せで
自分への信頼が増すし、
私がしたかったことはこれなんだ、
という大きな大きな成功体験になった。



やりたいということは、ナマモノ。
そしてそれは神(という自分自身)から与えられたメッセージ。


「これやって何になるの?」
「ただの無駄遣いじゃない?」
「人に見られたら恥ずかしい、行くの面倒臭い」
とかとか色ーーーーーんな声で
制限したり諦めたり、否定して叶えてこなかった。


それを、
「何のために」とか
無駄遣いとかじゃなく、
やりたい!と思ったことをすぐに実行してあげる。

それをすることで、とんでもない自分のエネルギーになるし
豊かで愛のある行動なんだ。



私はまた一つ、「お金につながるかどうか」という基準で行動していた自分を明らめて、手放したら
この「一人カラオケ」という一見無駄で、何の生産性のない行動が
自分の心の声に従ったという成功体験であり
エネルギーがぶわぁあぁ!と上がった、こんな奇跡みたいな感情になって
一つ、自分の殻を破れた。


自分の心の声に従っていく。
そこに他人の価値観や、目線を入れない。

それを積み重ねていくとどうなるか。
自分でもっと実験してみるね!



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