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【牛肉大国オーストラリア】ビーフファクトリーの仕事とは

はいたい〜
新たなビーフファクトリーの仕事も一週間経ち、生活リズムに慣れてきました。

前に働いていた鶏肉加工のファクトリーとは、全然違う環境です。今私たちがどんな仕事をしているのか、ここに記しておこうと思います!

そもそもオージービーフとは

日本の約20倍の広さのあるオーストラリアでは、生産する牛肉の約75%を輸出する世界最大級の牛肉輸出国です。
日本のスーパーマーケットでも常に手に入るオージービーフは身近な存在だと思います。現在の日本では、消費される牛肉の約30%はオーストラリア産です。
日本で生活していた時は、特に何も考えずにスーパーに陳列するパックの肉を購入していましたが、その背景には牛を育てるファームの人がいて、処理するファクトリーの人がいて、遥々遠くから輸入されてきたのか、、と知るキッカケになりました。

勤務時間

ファクトリーの仕事は、2つのシフトに分かれています。朝早くから働くデイシフトと、夕方から働くナイトシフト。
私たちはデイシフトの担当で、6:00am〜仕事が始まります。その日によって、終わる時間は変わりますがだいたい16:00過ぎ頃に勤務終了です。
休憩時間は、30分のスモコが二回あるので計1時間です。なので、10時間拘束の実働9時間勤務となります。
9時間勤務って長い😇と思いますが、VIC州はコロナウイルス対策で会社の稼働時間や人数の制限をしています。その対策で週4日勤務の為、一日あたりの勤務時間が長くなっているそうです。
週36時間勤務だと、、一般的ですよね。
朝は5:00amに起床でとーっても眠いですが、5:00pmに帰宅して、10:00pmには就寝する生活リズムに慣れてきました。

仕事内容

勤務しているファクトリーでは、羊と牛を取り扱っています。《殺生→解体・内臓処理→細かくカット→パッキング》のような流れのイメージです。

私と勝希は、違うポジションに配属されました。
牛や羊を殺したり血まみれになって肉をカットするのを恐れていましたが、ふたりともファクトリーの中で、そんなに大変と言われるポジションにはなりませんでした。
私は上記でいうところの、解体・内臓処理するエリアにいます。内臓処理が終わり、肉と骨だけになった羊が流れてくるので、その羊肉に汚れている箇所がないかチェックするポジションです。頭にヘッドライトを装着して(洞窟を探検するときみたいなやつ)隈なくチェックします。処理された後の肉体なので汚れませんが、目が疲れるのと集中力の継続が必要です😫
今後このポジションに固定になるそうですが、その他に内臓パッキングのヘルプもしました!胃袋、腎臓、脳みそなど食用の内臓を細かく袋に詰めるパッキング作業です。私がヘルプした時は、アラビア文字の賞味期限シールを貼り付けていたので中東へ輸出されたようです。

勝希は、その内臓を梱包と箱詰めされた段ボールを運んで、仕分けする作業をしています。フォークリフトの免許を持っていること、チキンファクトリーでは倉庫整備の仕事でミニフォークリフトを運転していたことを伝えたので、倉庫の仕事に近いポジションになったのかな?と思います。1箱20~30kgの段ボールを運ぶ作業を一日中しているので、トレーニングしていた体育会系の彼でも仕事終わりには、かなり疲れている様子です。

給与

時給は、$24.36からスタートです。1ヶ月のトレーニング期間があり、それが終わるとその人の能力+ポジションによって時給が上がります。

ファクトリーで働いていた経験や、ポジション(やはり大変なポジションの方が時給が高い)で変わってきます。私たちも、1ヶ月後が楽しみです!

職場環境

私の個人的な見解ですが、同僚の約5-6割はアジア人(ワーホリやバックパッカー)の印象です。2-3割はオージーで、スーパーバイザーなどの役職がある人たちは全員オージーです。
現場の仕事は体力が必要なせいか、年齢層がかなり若いです。平均年齢は20代半ばとかでしょうか。前職のチキンファクトリーが平均年齢(推定)50代だったので、今の環境が若い人が多い!と感じるのかもしれません。あとは、思ったよりも女性が多くてびっくりしました!ほぼ同じくらいの男女比です。力仕事の多い職種ですが、女性でも(身長が低くても)できるポジションが多くあるということですね◎

中華系と韓国の人が圧倒的に多く、会社の資料に英語・中国語・韓国語の3つの言語が基本的に使われています。彼らは、ファクトリーでセカンドやサードビザを取得した後、そのまま会社からビザを斡旋してもらい、その後に永住権を取りたいと考えている人が多いようです。

ただ、想定していたよりも日本人がいることが嬉しくて、心強かったです。以前に日豪プレスへ求人が載っていたことがあり、日本人が増えたと聞きました。
また、1000人規模が働いている大きなファクトリーなので、カフェテリアで軽食が買えたり、電子レンジは20〜30台?完備されていたりします。
スタッフセールで牛肉、羊肉が格安で買えるそうなので、今度トライしようと思います✨


以上が、ざっくりとした私たちの働いている環境になります。

ここで半年働くと3rdビザの取得が可能です。まだ決めていませんが、半年働いた後であれば、オーストラリア国内のコロナの状況も良くなっているのかな。。。と思ったり。

そしたらオーストラリア三年目は、色んなところへ旅行したいな〜なんて考えています。


ファクトリーの仕事についてもっと詳しく知りたい!という方は、聞いてください☺️

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