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【さとり#1】One Heart流 「さとり」の探求。

こんにちは。


ピアノ講師、メンタルコーチの「One Heart」です。


みなさまは、「さとり」という状態に興味がありますか?


「さとり」という状態とはどういう状態なのか?
「あの人、悟ってるみたいだよね・・・」なんていう言葉はどこかで耳にしたことあるかと思うし、ご自分でももしかしたら言っているかもしれません。


「さとる」と何かいいことでもあるんでしょうか?


ここで、さとるといいこと、とは何かをわたしなりの考えで書いてみたいと思います。


「さとる」といいこと

  • 生きるのが楽になる

  • 背負っていた責任や義務から解放される

  • 考え方が柔軟になる

  • 人間関係がスムーズになる

  • 起きていることに右往左往しなくなる

  • 自我(欲)が減っていく

  • ものごと、できごとを俯瞰視できる

  • ネガティブな感情が減る

  • 記憶に縛られなくなる

などなど・・・。


そして、さとったら何かすばらしい人生を歩めるんじゃないのか?
という疑問がわきますね。


でも・・・ちょっと待って。
「さとり」という状態が永遠に続くわけではありません。


「さとり」が人生のゴールではない、ということ。



「さとり」という状態も、人生の中の”ストーリー”にすぎない。


一時的に「さとった」ような状態になったとしても、またすぐに人間の意識に戻ってしまう、ということ。


ただ実践していくうちに、「さとっている」時間が長くなってくるかもしれませんね。


有料マガジン『”差”取り(さとり)プロジェクト!ひとつの世界で生きていく』を公開しています。



ずっと書きたかったこのテーマ。


以前アメブロで書いていたこの内容をもっともっと深堀りして、ブラッシュアップして書いていきます。(今はアメブロの記事は削除しています)


これから不定期ではありますが、どんどん投稿していきますね。


✧˙⁎⋆前回のnoteはこちら


ひとつの記事の文字数は、2000文字くらいを予定しています。
あまり長いと、最後まで読むのに疲れてしまうし、たぶん内容が頭に入らないから。


「さとり」の体験は、結果的に、”心が楽になります”。


背負っていた「荷物」を下ろすことができる。


自分が変わる。
(変わりたくない人はここで離脱してくださいね)


自分が変わると、周りも当然変わる。


有料マガジンではありますが、時々無料記事としても投稿していきますね。
単体でもご購入いただけます。
(記事が増えると段階的に値上げさせていただく予定です)


学校や社会ではけっして教えてくれないことばかり。


そして、「さとり」はご自愛とも深く関係しています。


二元性というこの世のルールを知った人だからこそわかるのかもしれない。


ご自愛は二元性のルールを超えた境地にあるものだから。
(理解できなくても大丈夫。わからなければそのままにしておいてください。今はタイミングではない、ということなだけ。いつかわかる時がくるかもしれないし、ずっとわからないかもしれないけどそれでも大丈夫)


まずはメカニズムを知り(インプット)、その後実践する(アウトプット)。


これをワンセットで行うことで、「ほんとうの自分」で生きられるようになる。


インプットだけでは、脳の世界でのできごとにすぎないからです。


「さとり」は”脳”では起きないから。


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1. ”あわれな物乞い”と”通行人”のお話


「あわれな物乞いにお恵みを」
野球帽を差し出した物乞いに、通行人はこう言いました。

「あなたに差し上げるものはわたしにはありません。
ところで、君が腰掛けているその箱はなんですか?」

物乞いは思わぬ質問に戸惑いながら、
「なんてことのない、ただの箱です。
わたしはずっと長い間、この箱に腰掛けているんです」

すると通行人は、
「その箱の中は何が入っているのですか?」と聞くと、
「開けたことなんか、ありません。
どうせ中身は空っぽですよ」と笑いました。

「とにかく、開けてごらんなさいよ」
と通行人は言いました。

物乞いはめんどくさそうにその箱のふたを開けると、
そこには黄金がびっしりとつまっていたのです。

エックハルト・トール著「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」より


著者は、このお話の中の通行人のようなもの
と語ります。


読者になにかを「与える」わけではなく、
「箱を開けてごらんなさい」とうながしているだけ。


ここでいう「箱」とは、
”あなたの内面”という意味。


心の平安という「真の豊かさ」を手にしていない人は、
物乞いと同じようなもの。


自分の外側にむなしい快楽や、
満足感を求め、
自分の存在価値や愛情を探しているものです。


世界が与えてくれる、
どのようなものとも比較にならないほど素晴らしい宝物が、
自分の中に眠っていることに、
まだ気づいていないから。


「大いなる存在」は本質的に「わたし自身」であると同時に
「”わたし”よりもはるかに大きな存在」である


「わたし」という肉体をまとった存在を超えた
「ほんとうの自分」を見つけること。


「ほんとうの自分」との一体感を感じること。


これを感じられないと、
自分のまわりからぽつんと切り離されたような感覚になり、
孤独感におそわれる、という幻想がうまれる。


日常の私たちは、上記のような状態がほとんど。


その「ほんとうの自分」とは、どこにあるのか?


それを見つける”旅”は自分自身の内側から始まる。


普段のザワザワしている思考、
何かしら考えていること、
これらを「ほんとうの自分」と思い込むことから始まる。


「思考」というのは、
コントロールがきかない、
勝手気ままに活動してしまうもの。


ほとんどの人が、
自分の意思で思考をコントロールできない習性を持っているために、
私たちの感覚は麻痺してしまい、
あたりまえのことだと思い込んでしまっている。


「思考」は「ニセの自分」だということがわかると、
わたしたちの日常のほとんどすべてが、
「ニセの自分」で生きている、ということに
気づいてしまう。


先ほどの文章にあった「物乞い」のようにならないためにも、
自分の内側にいったい何があるのか、
どんなにすばらしい宝物が眠ったままになっているのか、
発見したくありませんか?


次回から少しずつ、紐解いていきたいと思います。


今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。


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今回、引用したご著書はこちら。
✧˙⁎⋆エックハルト・トール著「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」


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「さとり」とはまさに”差”取り。 人やものごととの”境界線”をなくしていくことで、人生がイージーモードになります。 ”ワンネス”という言葉…

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