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「いい上司」にも実は2タイプいるのです

おはようございます。Kiwi PRの植田聡子です。

さて、本日は「いい上司」にも実は2タイプいるのだなという話。

私は基本的には新卒からずっと上司には恵まれていました。時に合わない上司もいましたが、案外そんな「合わない」という先入観も、異動などで直接の関わりがなくなった後に仲良くなれたり。

私は基本的には生意気な若者だったので(反省してます)、思ったことを言ってしまいがちでしたが、それでも温かく見守って、支えていただいたと感謝の気持ちばかりです。

50代になり、知識も経験も若い頃より増してきたと思うし、一方で苦手分野も明確に見えてきました。苦手を克服には至らないけれど、得意分野も少なからずあるのだ、と思いながら働いています。

そんな中、かつての上司にメンターとしてご相談すると、「いい上司」だった人が2つのタイプに分かれているのに気づきます。

1)皮肉や嫌味を言ったり、マウントしてくるタイプ
2)適切にアドバイスをくださるタイプ

何が背景にあるか、おわかりでしょうか?

1)は「上司が強者であり、部下が弱者であったから、成り立ったタイプ」
2)は「変化を受け入れられる、柔軟なタイプ」
なのです。

「強者弱者パターン」の方に、以前の上司、部下の関係性のまま、何かアドバイスや意見を求めようとしても、まともな答えが返ってきません。

なぜなら、彼らは私に「弱者」であることを求めているのです。

私が何らか強くなろうとすることに対し、手を差し伸べたくないのです。

「自分の部下として、優秀であること」に対しては全力で支えてくださっていたけれど、立場が変わると、態度も変えてきます。

一方、「変化受容パターン」の方にアドバイスや意見を求めた時には、本当に親身になって、ご自身の立場やこれまでの経験、人脈から「一緒に」考えようとしてくださいます。

上司の成長幅が、部下であった自分より遥かに大きい時などは、本当にこんなくだらないことにお付き合いいただいて・・・みたいなことも、示唆いただけます。

これは、上司ー部下の関係だけでなく、親子関係にも例えるとわかりやすいかもしれません。

子どもを思い通りにしたい親と、
子どもの成長に伴って、自我や個性をしっかり伸ばしてあげられる親。

人間の関係性は常に同じ幅で正比例に変化していくものではありません。

10年後、自分の部下と会った時、「いい上司」でいられるかどうか。
相手との関係性は時を経て変化を続けていく中で、過去に固執することなく、今を見据えた関係を構築していけるような「上司」にならないといけないな、と思うばかりです。





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