私はこの部活が好きだ。この部活に救われてきたし、救われている。だから私にしかできないことがしたい。それがなにかはまだ明確には分からないし、今後も分かるのかも不明瞭だ。 ピッチに立つことが許されるのはたった11人。マネージャーはおろか、監督もベンチのメンバーも立つことは出来ない。表現できるのはその11人だけなのだ。だから歯がゆい思いをすることもある。 でもその歯がゆさを彼らに伝えるのはとても自分勝手な気がする。私はマネージャーでしかない。 彼らは彼らなりの意思があって、そのプレ
前回までは私がサッカー部に入るまでの経緯をお話させていただきました 今回からはいつもの私の愛すべき仲間との日常をお届けします！読んでいただければ、もうそれはそれはhappyです✨️ 私たちの多くは寮に入っているんです。それは選手寮とかではなく生徒寮として 私も含め多くの選手が親元を離れこの学校で勉強に！部活に！(そして恋愛に😏)励んでいます！ それもあってみんな家族のように暖かいんです 週末の試合もみんなで寮から電車に乗って主要都市まで1時間以上かけて行きます 試合の荷
(#1に続き) 様々な勧誘を経てグラウンドに向かった私を待ち受けていたのは、ひとつの球体を追いかけるキラキラと輝く選手たちでした 私はJリーグのあるチームにハマってからどっぷりとサッカーの沼にハマっていきました。 Jリーグだけにはおさまらず海外のリーグや各国の代表、大学サッカー、そして高校サッカーと国・性別・年齢様々なカテゴリのサッカーを見てきましたが、それは見てきただけ。 サッカーを実際に習っていたことも無く、プレーなんてほぼできません。ただただ好きなだけでした。 そん
「明日から来れる？」 「え、あっ、はい、行けます。」 いつもの癖がここでも出てしまった。言われてしまったら断れない性格。 こうして私のサッカー部マネージャー生活は始まりました。 もともと部活に入る予定はありませんでした。 ある程度勉強をして、放課後は友達と遊んで帰る。そして週末の大好きなJリーグや海外の試合を思う存分見まくる。 これでいい、これで私の高校生活は十分だと高校入学した時は思っていました。 転機は入学して1週間後に訪れたのでした。 男子の軍団が急にクラスに入って
