東京マラソン2020 出走できなくなった今感じること

こんにちは。瞑想ランニングおじさんです。

コロナウイルスの影響を受けて、東京マラソンの一般ランナー参加が中止となってしまいました。
おじさんも自己ベスト更新を目指してトレーニングを継続してきたので、ニュースを見た瞬間はとても残念な気持ちになりました。

確かに残念なことは残念なのですが、ここまでトレーニングを積み重ねてきた毎日を思い返すと、何とも言えぬ清々しい気持ちもあるのです。そんな今のありのままの気持ちを残しておきたいと思い、今日はnoteを書いてみたいと思います。

東京マラソンに出られなくなった今感じること①

「結果よりも過程にこそ意味がある」

東京マラソンで自己ベストを更新するべく、自分なりにストイックに走り込みを続けてきました。雪国在住のため平日はジムへ行きトレッドミルで14kmのラン。時間の取れる週末は20km〜30kmの走り込み。思い返すと、目標に向かってひたすらに努力をする、すごく充実した日々だったなと思います。まるで部活動に必死に打ち込む学生のように、この年になっても青春はできるんだなと心から感じました。

中止という結果になった今、大事なのは結果よりも過程だと胸を張って言えます。目標の達成に向けてひたすらに走り続ける日々にこそ、達成感や充実感があり、幸せがあるのだと思います。

こうしてトレーニングをやりきれた今、自分に対してすごく自信がつきました。まさに自分で自分を褒めたい。結果にばかり目を取られていると、大事な今この瞬間という素晴らしさを見逃してしまうかもしれない。人生は常に過程。過程の中に喜びを見出して生きていくことの大切さを、このトレーニングの日々から学ぶことができたと思います。

東京マラソンに出られなくなった今感じること②

「人生を受け入れて、その中に良い面を見つけることの大切さ」

人生って避けられないことの連続だと思います。努力の範疇にない辛いことや苦しいこと。それらは誰が悪いでもなく、私たちの目の前に現れます。

その出来事に心を乱し、無駄なエネルギーを使うのは人生がもったいないなと思います。
大切なのは、一旦仕方ないなと受け入れること。その上で、なにかプラスの面がないかなと目を凝らすこと。

今回のマラソン中止は誰のせいでもなく、人生において避けられない仕方がないことです。それを残念がってやり場のない怒りに心を乱されて生きるのではなく、良い面を見ようと努力してみるのです。例えば

・中止になって交通費が浮いた。そのお金で美味しいものでも食べるか。
・もし出走して感染していたらランニングが楽しめなくなっていた。健康でいられる今に感謝だな。
・今回大会に向けてトレーニングをしたおかげですごく力がついた。これを次の大会にぶつけよう。もっと練習期間が取れるから、ベスト更新できる可能性が高まるぞ。

などなど。なんでもいいんです。自分に都合よく解釈して、出来事をプラスに変えて生きていきましょう。
人生は仕方ないことばかり。一瞬落ち込んだら、次の瞬間には物事の良い面を見つけるように心を切り替える。そんな生き方って素晴らしいなと今回の出来事でかんじました。

まとめ「これからも価値観に従い走り続ける」

中止のニュースを知った今日も、いつもと同じようにトレーニングをしてきました。東京マラソンは確かに一つの大きな目標ではありましたが、私はもっと大きな価値観に基づいて走っているのだと今感じます。東京マラソンはゴールじゃなく、通過点。なんなら常に通過点。ゴールは人生が終わる時。心の奥底に流れる価値観に従い、私は明日も走り続ける。目標に向かう充実感や達成感で人生をより豊かにする。ランニングを通して出会った仲間とのつながりを大切にする。ランニングの持つメンタルへの好影響を体現し、苦しむ人たちの救いの手となる。

私にとって走ることは人生です。これからもたった一度の人生を最高のものに作り上げていくため、自分の選んだランニングという道を信じ、ひたすらに走り続けていきたいと思います。

今回の東京マラソン中止はとても残念なニュースではありましたが、そこから人生において自分が大切にするものを考えるとても良い機会になりました。関係する人全てがベストを尽くし、最善の方法を取ったのだと思います。
人生が与えるものを受け入れて、その中で最大限に楽しむ。そんなスタンスで、マラソンも人生もゆっくりと長く楽しんでいけたらいいなと思っています。


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