小顔になる骨切り ー両顎手術ー

噛み合わせには種類があります。
Angleの分類と呼ばれていて3つにわけられます。

Angleの分類
Class I  正常な噛み合わせ
Class II 上顎が前、下顎が後ろ、ディープバイト
Class III 上顎が後ろ、下顎が前、受け口

上顎が前にあり、下顎が後ろに下がって
class IIの噛み合わせになっている患者様です。

画像1

下顎が小さく見えるので、全体的には小顔感がでます。
ただ下顎の角度により顔は四角く見えます。
相対的に下顎角が張り出すせいです。
横から見たときの下顎骨自体の傾斜が緩やかになるので
前から見ると縦幅は狭くなりますが、
その分横幅が広く見え四角く見えるのです。

両顎手術(顎矯正手術)、ルフォー1骨切り術、BSSO、オトガイ形成術
により、噛み合わせをただして、上下顎を適した位置に移動させます。
横から見たときに時計回転に動かしているので、
下顎骨の傾斜が付いています。

画像2

笑った時に前歯の尖端がフラットに見えていますが、
回転をかけることで軽いUの字を描きます。
下顎を上顎に併せて前方移動させてから
時計回転に回していますので、
下顎骨の傾斜もついてVラインがシャープになりました。
エラの骨切りはしていないのですが、
下顎骨の傾斜の変化によりエラが目立たなくなりました。
これは各パーツ同士のバランス次第で見え方が変わると言うことです。

顎矯正手術
手術時間 3時間〜4時間
ダウンタイム 腫れは4週間程度
起こりうる合併症 血腫、感染、プレート感染
定価 240万円(税別)、検査代、麻酔代、歯列矯正代は別途

宮崎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?