【シナリオ書いてみました】断捨離かあさん
今回のテーマは「写真」
ようやく、いろいろ考えられそうなテーマになりました。
ここまで、えぐいものばかり書いてきたので、ここらで、ちょっとホームドラマっぽいものが書きたくなりました。
そんなわけで、今回は「家族モノ」を書こうと思いました。
でも、捻くれてしまうんですね……
先生とみんなの講評
先生からの講評は以下の通りです。
・文句を言いつつも、親が気掛かりな主人公がうまく描けています
・主人公がどんな会社に勤めているのか、描写すると良いでしょう
・母親は「認知症ではないのでは……」と思って読み進めたけど……「学校は?」のセリフ、利いてます
・主人公と父親との対立に読者のカタルシスがないです
やっぱり、「胸糞」ジャンルは、王道は獲れません。
『鬼滅の刃』が天下を取ったのも、主人公の性格の良さが大きな要因を占める、と個人的には思っています。
特に、ここ最近はますます「漫画では癒されたい」と思っている読者が多いです。
それなので、「王道を書くことに抵抗のない」作家のみなさんには、初心に立ち戻り曇りなき主人公を、丁寧に逆境に放り込み、王道のプロセスを踏ませて、読者のカタルシスを得る……そんな漫画に挑戦することをオススメします。
さて、私はこのシナリオを「仕事から離れて、思いっきり遊びを入れて書こうぜ!」のポリシーで毎回書いているわけですが……
わかるんです!
わかるんですよ、読者のカタルシス!!
でも、やりたくないんで。
リアルの人生を考えてみてくださいよ。
90分で、2時間15分で、主人公の家族関係がどうこうなるわけないじゃないですか。
この主人公には、これから一生、「あのクソおやじ」って思ってほしいのですよ。
このシナリオには私のそんな思いが詰まってます。
どこが、ホームドラマなのかというツッコミはなしで。
断捨離かあさん 本編
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