「プチMBAマスタープログラム」とは?半年間、皆さんと一緒に学んでみた
前回こちらで、私がワークシフト研究所で広報を担当することになった経緯と、5月から「プチMBAマスタープログラム」に参加している旨を少し書きました。
半年を経て、もう少し自分の言葉でプチMBAマスタープログラムについてお伝えできるようになったと思うので、今回のnoteでは、プログラムの様子やどんなことを学べるのかをQ&A形式でご紹介したいと思います。
プチMBAマスタープログラムってどうなの?何をするの?とお思いの方のご参考になれば幸いです。
Q:育休プチMBA®とプチMBAマスタープログラムは何が違う?
育休プチMBA®は、育休中にも学びを継続したい方、復職に向けて準備をしておきたい方向けに単発でも参加できる勉強会で、ケース(例題)を使ったディスカッションが中心です。ケースは、両立する方の復職支援に特化した内容になっています。
プチMBAマスタープログラムは、育休プチMBA®の上位版といえばよいでしょうか、MBAと同等の教材を用いて経営学の基礎を半年~1年をかけて体系的・効果的に学びます。家事・育児と仕事を両立しながら、キャリアアップをしたい方、管理職を目指したい方向けの内容です。
2023年度前期のカリキュラムと日程はこんな感じです。カリキュラムは、「ロジカルシンキング」「意思決定」「マーケティング」「交渉学」など12の必修科目と3の自由科目からなり、合計15科目を履修します。
Q:育休中なので、勉強の時間を確保できません…。
分かります…。私も自分で勉強しようとあれこれ本を買ってみるのはいいのですが、結局自分の専門分野の本ですら、長年積読状態で消化ができていない状態です…。
MBAでガッツリ学ぼうとするとかなりの気力と体力を取られますが、プチMBAマスタープログラムは育休中の方が参加しやすい建付けになっているので、ご安心ください。
前日の夕方に資料が届きますが特に予習の必要はなく、受講生の皆さんは当日何なら身ひとつで(笑)参加できます。育休プチMBA®と同様、リアル開催の場合は1歳までのお子さんでしたら一緒に受講できますし、授乳しながら、オムツを変えながらの出席もOKです。
欠席の際も、動画視聴+課題レポートの提出で出席に変えるか、あるいは来期に振り替えるオプションがあります。最短半年で修了することも可能ですが、ご自身の予定やお子さんの体調もありますし、予め1年で終えると考えて無理のないスケジュールを組んでいただく方が気が楽かもしれません。
修了証は全ての必修科目に出席すると発行されるので、自由科目は余裕があれば出席する、くらいのゆるい感じで臨んでしまってもよいんじゃないでしょうか。ただ、どの科目も面白いですし、これからきっと役に立つ内容なので、できる限り出席できるといいですね!
必修科目は課題もありますが、ご自身のペースでの提出がOKで、自由科目の課題レポート提出は任意です。
各クラスで講師が参考図書も教えてくれますし、私のように、むやみやたらに本を買っては積読にしておくのであれば、えいやっとこちらに投資して、仲間と一緒にぎゅっと短期間に勉強するのはどうでしょうか。
Q:授業はどんな感じ?
各クラスは、座学とケースメソッドによるディスカッション、質疑応答で構成されます。12月からは随時説明会が開催されるので、気になる方はまずは気軽に説明会に参加してみてください!
余談ですが、私が参加した際の感想などをTwitterのモーメントにまとめています。よかったら併せてどうぞ。ハッシュタグ #プチMBAマスタープログラム でもご覧いただけます。
Q:ケースメソッドとは?プチMBAマスタープログラムのケースメソッドは何が違うの?
ワークシフト研究所のプログラムは、ビジネススクールで行われる「ケースメソッド」という手法を用います。職場にあるあるなトラブルがストーリー仕立てになっていて、そのストーリーを疑似的に「経験」することで思考を鍛えるトレーニング方法です。
プチMBAマスタープログラムの講師は「慶應義塾大学ビジネススクール ケースメソッド授業法研究普及室認定ケースメソッド・インストラクター」の資格を持つ講師陣が担当します。
講師(男性講師も含む)は皆、自身が育休経験者であり、両立者のあるあるを何かしらの形で経験しています。当事者でありながら、経営学の視点が加わる講師からのコメントやアドバイスがとても参考になります。
両立者の視点に立ったケースの数々
プチMBAマスタープログラムがワーキングマザーを含めた両立者におススメなのは、世界中のビジネススクールに採用されている効果の高いケースメソッドが、育児や介護と両立しながらキャリア継続、キャリアアップを目指す方向けにプログラム化されているからです。
お値段は税込みで198,000円。個人で払うには決してお安くはありませんが、この中にはキャリアコーチングの費用も含まれることを考慮すると、かなりおトクな値段設定になっている思います。
年齢を重ねてくると、周囲に期待される自分の役割も変わってきます。キャリアの一歩先を目指したくなった時に知っておいて損はない経営学の基礎をこの機会に一緒に学んでみませんか?
Q:リアルタイム参加とオンデマンド(録画視聴)どちらがおススメ?
子供の体調不良でお休みしても、後から録画で自己学習できるのがプチMBAマスタープログラムのよいところ。ですが、個人的にはリアルタイムの参加がおススメです。録画だとついなあなあに聞いてしまうし、これは私の自宅のインターネット環境のせいかもしれませんが、録画の場合のバッファリングに時間がかかり、倍速視聴しても結局余分な時間が取られてしまうことが多かったです。
録画ゆえに、勉強を伸ばし伸ばしにしてしまうこともあるあるなので、後回しにしてしまうくらいなら、決まった時間にぱっと参加してしまうのが一番だと思いました。ディスカッションを通じて学びを深めることができ、同期の方ともお話できて、よい息抜きにもなりますよ!
Q:同期との交流はできる?
「同期の方ともお話できて」と書きましたが、プチMBAマスタープログラムはキックオフという名の顔合わせ(オリエンテーション)に始まり、修了式で終わります。
受講いただくと、参加者限定のFacebookコミュニティにも参加できます。育休プチMBA®にもコミュニティはありますが、半年~の期間、顔を合わせるプチMBAマスタープログラムの方が横のつながりを作りやすいのでは、と思います。
2022年度前期受講の皆さんは、読書会やバーチャルランチなどのオフ会をよく開催されていました。ママ友でない、心理的安全性の高い横のつながりができるのって何か良き、です。
以上、駆け足ですが、プチMBAマスタープログラムについて紹介させていただきました。最後に、私がこのプログラムに参加して印象的だった講師のコメントを紹介して終わりにしようと思います。
一緒に挑戦、しませんか?
★ こちらを読んで何か挑戦してみたくなった方は是非、プチMBAマスタープログラムをのぞいてみてください。次回の開講は2023年4月。12月から3月まで随時説明会を開催します。
★ 半年~1年をかけて学ぶプログラムを4日間にぎゅっと短縮した日経BP社主催の「次世代女性リーダー育成講座」もあります。第3期は年明け1月24日の開講です。
★ プチMBAのエッセンスやケースメソッドを体験してみたい方は、単発でも参加できる育休プチMBA®への参加もおススメです。初回参加の方は割引があります。
★ 2023年1月22日まで、育休プチMBA®の参加チケットがあたるキャンペーンを実施中です。
★ 受講者の声をこちらでご覧いただけます。
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