【漫画考察】 鬼滅の刃編 〜なぜ爆発的ヒットをもたらしたのか〜

年間1000冊の漫画を読む私が、素人目線で人気漫画がなぜこんなにヒットしたのか考察していきます!


記念すべき第一回は2019年漫画界のビートたけしであるワンピースの売上を越し、アニメ化もされた「鬼滅の刃」について考察していきます。


あらすじ

まず皆さん知っていると思いますが、簡単なあらすじを紹介していきます。


主人公「竈門炭治郎」が

①鬼にされた妹「竈門禰豆子」を人間に戻す

②全ての元凶「鬼舞辻無惨」を倒し、鬼を撲滅させる

ために、人間を主食とする鬼達をめちゃめちゃ倒していくといった至って単純なストーリーです。(ざっくりしすぎ)


最大ポイント『繊細な炭治郎の内面』

大衆にウケやすい絵、ウケやすいストーリーも要因の一つですが、それだけではここまでの爆発的人気はなかったと思います。私個人的には

「繊細な心情」

ではないかと思います!

あまり漫画で心情って描かれてないですよね。よくあるのは考える場面ですが、「楽しい」「怖い」といった感情が描かれている漫画は多くないんです。

「海賊王に俺はなる」(絶対なってやる)

「かめはめ波〜〜」(当たるかな当たるかな当たった〜〜)

ダサいですよね。

ちょっと大げさでしたが、漫画の主人公って読んでいる私達の理想像であって常にカッコいいんです!

ですが、今の時代共感力というものが非常に重要視されます。

InstagramやTwitterといったSNSの発達が大きな要因だと思います。1990年代2000年代にはなかったものですよね。「ワンピース」や「ドラゴンボール」世代にはないものだと思います。

だから、炭治郎の鬼と対峙している際の

「怖い」「苦しい」「痛い」

といったリアルな内面は私たちの心を動かし、炭治郎頑張れ!と応援したくなるのです!


序列

鬼滅の刃の敵、鬼舞辻無惨の配下には上弦、下弦の計12人の鬼(十二鬼月)がいます。

そして上弦の1が最も強く、下弦の6が最も弱いです。

人は数字に関心があります。

「世界10億人が涙した」「20万部のベストセラー」って言葉に惹かれますよね

これは数多くの漫画にも使われています

「懸賞金3億ベリー」

「戦闘力53万」

ワクワクしますよね。そしてストーリーが進むにつれて、どんどん数値があがっていき、敵は強くなっていきます!

下弦の伍、累に手こずっていた炭治郎も修行を重ね上弦の陸を倒し(ネタバレ)っていう成長具合を楽しめるのもこの漫画の魅力の1つです!


禰津子の圧倒的可愛さ

画像1

ロリコンかよっ

って思われたかた、是非鬼滅の刃を見てください。あなたも一瞬で虜になります。

禰津子は炭治郎の妹で、第一話で鬼の元凶、鬼舞辻無惨によって鬼にされてしまいます。

お兄ちゃん大好きパワー(何それ)で鬼でありながらも人を喰わず、炭治郎と一緒に鬼と戦っていきます。

口に咥えている竹は、人を食べそうになるのを自制するため咥えています。もっと他の方法あるだろ、、、と思いますが、可愛いので良しとしましょう。

竹を咥えており、話すことができないのも魅力の1つかもしれません。これも作者、吾峠先生の策略なのでしょうか?


まとめ

大人気の鬼滅の刃の魅力分かっていただけたでしょうか?

もっとあるだろ、思う方いるかもしれませんが、あくまで主観です!

週刊少年ジャンプで連載中ですので、まだ見たことない人は是非一度読んでみてください!

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