【14】仕事が本格的に始まったと思ったら!

本当に申し訳ありません。更新遅くなりました。この1年間本当に飛ぶように過ぎて行きました。あっという間に32歳にもなってしまいました。細々書いていこうと思ったけど、詳細を飛ばして書いていこうと思います!

さて、2020年2月、仕事が本格的に始まりました。
私はパパイヤのパッキングだったはずが最初はピッキングに行かされることに。
英語がすごく訛ってて分からなくて焦った記憶があります。

パパイヤにはサップと呼ばれる白い液があり、枝から実をもぎるときに出てきます。その白い液が肌に触れると、やけどのように爛れたり、とにかく肌がボロボロになります。しかし私は最初この説明をされずにピッキングに放り出され、汗とサップが混ざって肌がグジュグジュに爛れました。

シェッド(果物をパッキングするところ、屋根がある)に入れてくれるかと思ったけど、そのまま続行。彼らにはウェイティングリストがあるので、「嫌ならやめていいよ」というスタンスなのです。
私は2週間も待って得た仕事を辞めてなるものか!と、初日終了後に薬局で肌のかゆみ止めやらを買い込みました。

パパイヤパドック!だんだん背が高くなって手が届かなくなります。

初日の夜は、日焼けと肌の爛れ、一日中歩き回ってピッキングだったので筋肉痛もあって全然眠れませんでした。心が折れそうでした。

自分のチームには日本人がおらず、最初はずっと静かにしていました。分からないところだけは質問して、通じたら「わーい!通じた!」という感じで徐々にネイティブたちに話しかける自信をつけて行きました。

仕事は予想外の外仕事で熱中症になりながらも逞しくなって行きました。
徐々に打ち解けて来た頃に、スーパーバイザーから「実は昔1年間韓国に住んでいて英語の先生してたの。だからアジアの子達がファームに来てだんだん英語上達するの見ててうれしく思う」と言われました。
彼女はその後、上司とうまく行かなくなってファームを去ってしまいましたが、その後私がファームを去った今でも友好関係が続いています。ファームのいいところは、友人がたくさんできて、そしてその友好関係を長く築けるところだなと思います。まあ、どこの職場でもそうなのですが、暑くて辛い仕事を一緒に続けると言葉はなかなか伝わらなくても深い友情が築けるかもしれません。

私がファームに入ったのは2020年2月。
コロナのパンデミックが始まり国境が閉じられる少し前の出来事でした。

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