リモートワークで「飲みニケーション」の文化は消えるのか? (後半に深堀りします)
リモートワークの普及により、飲み会に行かなくなる人は更に加速するかと思います。
では、このまま「飲みニケーション」の文化はなくなるのでしょうか?
結論
いきなり結論です
「なくなりはしないが、飲みニケーションに頼らないと部下をマネジメントできない上司は淘汰される」
リモートワーカーは遠方に住んでいることも多く、そもそも飲み会なんかいけないですもんね。その人たちをしっかりと評価できない人が上司であって良いはずがありません。
・・・と、これで終わりにしようとも思ったのですが、
折角ですので、「飲み会は必要か?」に代表される
「ビジネスに〇〇は必要だ論」をどう取り扱うべきか、もう少し深堀したいと思います。
「ビジネスに〇〇(のスキル)は必要かどうか?」この手の話は「全く必要ない!」「いや必要だ」といったの二元論になることが多いと思います。
しかし、私はもう少しグラデーションをもったレイヤーで考えるといいと考えています。
ビジネスに必要な〇〇を、3つのレイヤーで分類する
具体的には、以下の3つ
1)必須のレイヤー :できることが大前提。できないと大きなマイナス
2)強みのレイヤー :なくてもいいが、あれば人と差別化ができる
3)無価値のレイヤー:ほとんど役に立たない
では、ビジネスに必要な〇〇が、どのレイヤーに分類されるのか考えてみましょう。
私見ですが、以下のようかと。
✔︎ 必須のレイヤー
できることが大前提。ないと話にならない。
■ 基本的なITスキル
■ 論理的思考力
■ 英語力(海外とやり取りするなら)
■ 自己成長能力
✔︎ 強みのレイヤー
なくてもいいが、あれば人と差別化ができる
■ 遅くまで働く(忠誠心がある)
■ 飲み会(いつも参加し、特定の人と仲がいい)
■ スポーツ(体力があり、病気になりにくい)
■ ライティング能力(説得力のある文章が書ける)
■ デザイン力(人を惹きつけるプレゼン資料を作れる)
✔︎ 無価値のレイヤー
まれにしか役に立たないスキル。
■ ハンコを綺麗に押せる
■ お茶を汲める
■ ソロバン
※ 無価値のレイヤーは、あくまで活かせる機会が少ないだけです。「これらのスキルに意味がない」と言いたいわけではありません。ですが、もし気分を害された方がいらっしゃいましたら、申し訳ございません。
「飲み会に参加すること」は、
強みのレイヤー:やらなくてもいいが、あれば人と差別化ができる
に分類されると考えました。
すると、飲み会の是非については、上司と部下のそれぞれの立場から、以下のように考えられると思います。
■ 飲み会に頼らないとコミュニケーションが取れない上司
→やらなくてもいいことを、やるように強制するので、マネジメントとして失格
■ 飲みたいに行きたくない部下
1)自分の強みとするために、我慢して飲み会に参加し、関係性を構築する
→戦略としてあり
2)飲み会に参加せず、別の強み:
(同レイヤーのスポーツやライティング練習)に注力する
→こちらも戦略としてあり
まとめ
だいぶ話が膨らみました。飲み会に関する私の結論は以下の通りです。
飲み会にいくかどうかは、それを自分の強みにしたいかどうか。
飲み会に行ってそれを強みとするのもよし。
他の行動をして、別の強みを伸ばすのもよし。
本日は、以上となります。
お読みいただき、ありがとうございました。
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