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占いを自分の追い風にするには？-占い師選びについて-

Muziik（ムジカ）絵描きで占い師


こんにちは。Muziikです。今回は、占いとの上手な付き合い方について。

先日こんなことをTwitterに書いたところ、思いのほか反響が大きかったので、それについて少し詳しく書きます。






「占い」と言われるジャンルも、一枚岩ではなくさまざまな種類の占いがあり、占い師にもさまざまな人がいる。それらが玉石混交でひしめき合っている占いの世界に呑み込まれずに上手に付き合っていくにはどうしたらいいんでしょうか。ということを考えていきたいと思います。


そもそも占いには種類がある

「占い」と一口に言っても、実際には大きく分けて4種類の占いがあります。


①命術系（めい）
②卜術系（ぼく）
③相術系（そう）
④能力系


それぞれ性質に違いがあります。ご存じの方も多いかと思いますが、改めて書きますと、

①命術系（めい）

生年月日、日時を用いて、個人の性格や運命、他者との相性を占う術。個人の才能や今後の人生など、長期的なことを占うのに適している。

主なもの…占星術、四柱推命、九星気学、数秘術、紫微斗数など


②卜術系（ぼく）

偶然性の中に必然性やメッセージ性を見出して占う術。現時点での状況へのアドバイスや人の気持ちなど、時間とともに移ろいゆくものを占うのに最適。

主なもの…タロット、易、ルーン、ルノルマン、（オラクルカード）など


③相術系（そう）

実際にあるものの形や様子から占う術。実物を動かして変えることで状況を変えていくのに適している。

主なもの…手相、家相、人相、風水、姓名判断など


④能力系

個人の霊感・霊能力や特殊能力によって占うもの。他の占術と組み合わせて使用している占い師も多い。個人の能力によるものなので出来ることはざまざま。

主なもの…霊能系、イタコ、前世、アカシックリーディング、チャネリング等



このように分類することが出来ます。そして、それぞれの占術の中でも、さまざまな流派があり、またそれらに占い師それぞれの視点や理念を加えてアレンジした術がどんどん生まれているのが現状です。


なので実際には、その占い師によって何を得意としているのか、どういう考えでやっているのかによって同じ鑑定方法でも違うアドバイスが出てくることもあります。また、これらの4種類の占いがすべて「占い」と一括りになっているので、複雑で分かりにくく、その辺が占いのイメージを「よく分からない不確かな怪しいもの」としてしまっているのかも知れません。




目的に合わせて占いを選ぼう

皆さんが占いを受ける際にも、そのときどきで、いろんな目的があると思います。ちょっと気分転換したい時、友達同士でエンターテイメントとして受ける時もあるでしょうし、人生の節目でどっちに進めばいいか分からない時、誰にも言えない深刻な悩みを相談したい時もあるでしょう。


そんな時に、今の自分の悩みにはどんな占いがあっていて、どんなことを取り入れたらいいんだろうか？という視点で選んでみてはいかがでしょうか。


今の自分にどんな占いが合っているのか、深刻に悩んでしまった時には気がつきにくくなるものです。そして、そういう時に限って、焦りや不安から、あなたを依存させるような占い師に飛びついてしまう……。それで、さんざん占い師に振り回されてお金や時間をたくさん失って、人生がボロボロになってから気がつく……。
あなたにはそんな風になって欲しくないと思っています。


なので、占いに過度に依存せず、でもまったくの眉唾物として毛嫌いするのでもなく、自分の人生に上手に取り入れて欲しいのです。




個人的には、そんなに深刻になる前に普段から気軽に占いを受けてみることをオススメします。日本ではカウンセリングやセラピーはどうも心を病んでいる人が受けるものというイメージがありますが、欧米では自分の人生で何か困ったことや悩みがある時にカウンセラーなどの第三者に相談することは普通のことです。日本でもプロを頼るのは普通のことという文化になって欲しいなと思います。
個人的な見解ですが、日本では長らく占いがその代替として機能しているように思います。


なのでまずは普段から、エンターテイメントやちょっとした軽い相談で気になる占い師さんの鑑定を受けてみて、それで自分の気に入った占い師さんに出会えたら、その方を自分の「かかりつけ医」のようにしていただくのがいいかと思います。そして、定期検診のようなかたちで、深刻になる前にメンテナンスして軌道修正をしていただくのが賢い活用法だと思っています。



実際の医療でも、治療法や薬の出し方はお医者さんによって違いますよね。同じ病気に対しての治療法でも、漢方を勧める方、外科手術を勧める方、最新薬を勧める方、色々な治療のアプローチがあります。その中で自分に合った治療法をしてくれる病院を見つけたりしますよね。


それと同じような感覚で、自分に合った占い師さんを見つけてみてくださいね。

あなたがhappyになるために、賢く占いを活用していただけたら嬉しいです。　



こんなことを書きましたが、占い師さんの中には誰かの役に立ちたいと思って活動されている方もたくさんいます。それは、世の中にはいい医者と悪い医者がいるとか、そういうのと同じことだと思います。（絶対的な善悪はありませんが）
なのであなた自身がそれに気がつく目を持って欲しいですし、そういうあなたにとっての「かかりつけ医」のような人に出会えることを願っています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。



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