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誰も”喧嘩したい”と思っているわけじゃない


こんばんは。Susanです。
今日のnoteは、特にアイドルには関係ないお話です。

今回はほぼ一発書きnoteで、自分と違う価値観を持つ人と同じ感覚を共有する・相手の気持ちを理解するって、一体どういうことなんだろう?どうしたらいいんだろう?という話について書こうかなと。

私は、最初からオラオラ相手を煽って喧嘩したいと思っている人間は基本的にいないと思っています。そもそも仲良くしたくないと思っているならば、その人とわざわざ関わる時間がもったいないし、話そうと思わないじゃないですか。

それでも、関わったり話そうとする=心のどこかで本当は仲良くしたい、和解したい、理解したい(もしくは理解してほしい)と思っているという前提で、この話は進んでいきます。

そのため、もしも理由なく喧嘩売るのが楽しい!喧嘩したい!バチバチに人間関係が荒れてるの見たいんだ~!という思考回路の人が迷い込んでいましたら、全く共感できないと思いますのでご注意くださいませ。

もしかしたら一ヶ月後、私の考えはアップデートされているかもしれないし、また違う視点の考えも持っているかもしれない。それを大前提に読んでいただければ幸いです。

喧嘩したいわけじゃないのに喧嘩しちゃうよね


私はもともと人の否定的な言動や態度にかなり敏感だったようで、「あ、もしかして私って嫌われてるかも」と少しでも感じてしまうと、それが気になって上手く人間関係を構築できなくなる事象がよく起きていました。

そこから少し成長して、私は新たな一歩を踏み出します。「相手の感情が分からないなら、本当に嫌われてるのか、一体何が気に障ったのか、直接聞いてしまおう」と、とりあえず自分の中のモヤモヤ取り除くために直撃訪問するという方法でした。これ、ちゃんと自分の中の感情も整理できていて、相手からどんな言葉(価値観)が出てきても、受け入れる覚悟ができていたら良いんですが、中途半端な状況で突撃したら結構大変なことになります。自分が理解できない価値観や言葉が相手から出てきた時に、脳内エラーが起きます。

そして、私は破滅的に会話と言葉選びが下手だったので、和解したくて話しかけたはずなのに、自分の考えてることだけを一方的にブワーッと先に話してしまって、だいたい炎上して喧嘩に発展するという不器用っぷりでした。そのため、最終的には和解まで辿り着けたとしても、一回ものすごいエネルギーを使って大喧嘩をするという過程が必須になってしまう、コミュニケーションがとんでも下手な人間だったんですよね。

今になって思うのは、まずは「聴く」という力が一番重要だなぁと。一方的に言われていると感じても、相手の考え・言葉を全て一旦受け入れる。そこから、相手が一番大切にしている価値観を紐解く力が必要なんです。それができないと、お互いに否定されている、この人は私の価値観を理解してくれない、という感情ばかりがどんどん膨らんで、最初の目的であった「和解」に辿り着くのが困難になります。

ちなみにこれ、カップルとかでよく勃発してそうなんですけど、話し合いしているうちに喧嘩に発展して「そんなこと言うなら、あの時の〇〇も嫌だった!」みたいな不毛な口喧嘩になってるときありません?その時点で、話し合いを始めた最初の目的からどんどんズレていってるんですよね。今、私が相手に理解してほしかった「価値観」ってなんだった?

喧嘩モードになった時は、一旦言葉に出してしまうのをやめたら良いと思います。クールダウンタイム絶対に必要。そうやってクールダウンして、次に話す言葉は一体どんな言葉だと良いんでしょうね。

ここからは、私が本当に最近感じたことを書いてみます。

相手の一番大切なものって?それと同じくらい自分が大切なものって?


価値観というと、考え・精神の部分になってくるので、目には見えません。だから、何を一番大切にしているか分からないことも多いので、まずは物質的なものを考えてみても良いかもしれないです。

これは本当に最近起こったことなんですけど、分かりやすいので。

父親は「車」を大切にしています。でも、私は父親にとって「車」がどれほど大切にしているものかその度合いが分かりませんでした。

なので私は車に乗った時、ものすごい勢いでドアを閉めていました。(力加減が分からないアホw)すると、父親が「男は車を雑に扱われるのが、アイシャドウやチークのフタをがっちゃんと閉められて雑に扱われるくらいには嫌なんよ」と言うんですよね。しかし、私は化粧道具に対する思い入れと愛着が全くない人間なので、結局それがどのくらい嫌なことなのか分かりませんでした。分かったのは、とりあえずドアを勢いよく閉めるのは嫌っぽい、その程度です。

私は「アイドル」が好きなので、「アイドル」に関連するもの(特にDVDやグッズ)は特段丁寧に扱います。部屋は汚いのに、DVDやグッズだけは本当に綺麗に保管している謎の自信があるほどには大切にしています。

そのDVDを父親が触れた時に、私が望む大切な扱いをしてもらえなくて、瞬間的に大声で怒っちゃったんですよね。でも、父親は私にとってどの程度に大切にしているものか分からないので、「なんなの!?そのくらいで怒るなよ!」ってなるわけです。冷静になったら分かるんです。でもその瞬間は、できないんだよな。

口喧嘩に発展するともうお終いです。直接的には関係ない話まで出てきて、「そもそも〇〇してあげてるのに、そんな怒るなよ!」「そんなこと言われるくらいなら、してもらわなくていいわ!」ってなるんですよね。関係ない話が出た時点で、和解までの道が一気に遠ざかっちゃいます。さらに「理解できない・理解してもらえていない」と感じてしまって、いろいろと絡まっちゃうので早めに口喧嘩やめようね。

最終的には、ちゃんと冷静になってから「私にとっては(父親にとっての)車と同じくらい大切で、車に引っかき傷つけられるくらいには嫌だった」と伝えると、「そんなに大切にしているって分からなかったから、ごめんね」と和解できました。


こういうことです。(どういうこと?)


価値観を理解するって、まずは相手が一番大切にしているもの、それと同じくらい自分にとって大切にしているものが一体何なのか、それを知るところから始まるんだなぁと思ったんです。

なにが大事で、このくらい大事、こういう風に扱ってほしい、そういう考えが、価値観に紐づいていると思いますし、「価値観を理解する」ということに繋がっていくんじゃないかなっていうお話でした。

あと、喩えることが上手な人は、相手の心をよく理解できる人なんだなって思います。相手の中にある感情を的確に掴んで、それを理解しやすいものに変換して、言語化して表現できるということだと思うので。

この能力を養っていけば、きっと喧嘩って格段に減るんだろうなって思った次第です。


わたしたち、価値観が違うから喧嘩するんじゃなくて、その価値観が分からないから喧嘩するんだもんね!!!


価値観を分かったうえで全く相容れない時はどうするのか、それはまだ私にも解決方法がありません。とりあえず今の私だったら、可能な限りその人と触れ合う世界線から退きます。別にわざわざ喧嘩はしたくないもんね。

私はこうしてるよ~とか、他にもなにか良い方法があったらぜひ教えてください。いろんな人の考えに触れて、自分のOSは常にアップデートし続けたいし、もっと広い視野を持てるようになりたいです。

本日のnoteはここまで。

ではでは。


2022.10.06.
Susan

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