【口座破綻ナシ】BF Grid Master EAの運用結果|3/30~5/10(42日間)
こんにちは。まざです。
EA界隈って、いろんな説が飛び交ってますよね。
やれナンピンEAはダメだの、無料EAは開発者の養分になるだけだの、そもそも自動売買より裁量トレードだの。
もちろんそういう説にも一定の根拠はありますし、おおいに参考にすべきだとは思うんですけど、そういったものってだいたい
・個々のトレードスキルを無視した個人的な感想
・自身でトレードしていないアフィリエイトサイトの主張
のどちらかで、必ずしもあなたにとってプラスになるものではありません。
トレーダーの経験値によって、許容できるリスクも変わりますし、相場環境が変われば取引スタイルも変るはずです。
例えば、スキャルピング取引をするEAと、グリッド取引をするEAでは、ポジションの保有期間から1回あたりの利益や損失まで、すべて異なる可能性が高いです。
注:このnoteは、EAを利用してFX自動売買したいと思っている人を対象に書かれています。
データにもとづいたEA自動売買のススメ
僕は投資収益で生活している専業トレーダーなのですが、データが人間の直感を裏切ることは日常茶飯事です。
「バックテストで一番安定しているから、このEAを動かそう!」
→残念!必ずしも利益になるとは限りません
「デモ口座で一番成績がいいから、このEAをリアル口座で動かそう!」
→残念!必ずしも利益になるとは限りません
「パラメータ設定を最適化したから、安定収益だ!」
→残念!必ずしも利益になるとは限りません
みたいな。
FX自動売買を続けていくと、バックテストやデモ口座の結果のようにはならないことが分かってきます。これらの結果を当てにしていいのは50%程度かなと。
より効率的なFX自動売買をしたいのなら、
・バックテストやデモ口座ではなく、リアル口座の結果を
・直感ではなくデータにもとづいて評価して
・評価にもとづいて運用の仕方を継続的に改善していく
ことが必要となります。
最後の継続的にというのがポイントで、時間が経てばあなたのトレード結果も変化していくでしょうし、その変化に応じて定期的にデータを見てやり方を見直すのがベターです。
なぜBF Grid Master EAを使うのか
日本でFX自動売買と言えば、まず候補にあがるのがトラリピですよね。
でもこれ、いまいち使いづらくないですか?
というのも、
・トラリピツールを提供しているFX会社の口座でしか使えないので、FX会社の口座スペック(スプレッドやスワップ)の影響が大きい
・トラリピはリスクが管理が重要で、初心者がやれば一定数で口座破綻が発生するのに、その情報がほとんどない
・トラリピは保有ポジションが大きくなるので、レバレッジ25倍だと用意する証拠金が高額になってしまう
などなど。
そこでオススメしたいのが、レバレッジ1000倍の海外FX業者を使ってBF Grid Master EAを動かすという方法です。
例えば以下の取引結果を見てみて下さい。
BF Grid Master EAを使えば、このように入金額5万円で、1か月あたり50%以上の利回りを目指すことができます。
・総損益:30,798円
・総獲得pips:2356pips
・トレード回数:39回
・勝率:74%
・平均利益:1,405円
・平均損失:-996円
・PF(プロフィットファクター):4.09
※証拠金(入金額5万円+ボーナス5万円=10万円)
更に、動かす通貨ペアやパラメータ設定を変えていけば、さらなる収益を期待することも可能です。
※具体的なやり方は後述します。
オススメの分析方法
では、実際にBF Grid Master EAを動かしたデータを使って、どのような分析が可能なのでしょうか?
ここではいくつかオススメの分析方法を紹介したいと思います。
分析例1:ポートフォリオ全体の成績を分析する
これはめちゃくちゃ簡単で効果絶大なので是非みなさんにやってもらいたい分析です。
MT4で複数のEA(通貨ペア)を稼働している場合、トータルでの成績をザックリ眺める。以上です。
これによって、EAの動きの特徴が分かり、今後動かす際にそれを意識することで、より機能する相場環境を見極めることができます。
トレード成績を眺める際にはただ漫然と眺めるよりは何らかのテーマを持って眺めるとより効果的です。
例えばBF Grid Master EAの場合だと、
・損益:定期的に積み上げている
・含み損益:入金額を大きく下回ることはない
・ドローダウン:証拠金全体の30%程度
といった感じでした。
僕もEAのトレード結果を振り返りながら日々改善を繰り返しています。
分析例2:各通貨別の成績を分析する
これは分析例1とやることはほぼ同じなのですが、各通貨別に対して行うというところが違います。
同じEAでも動かす通貨ペアによって成績はまったく異なります。損失となっていたり、トレード回数が少ない通貨ペアを停止することで、より資金効率を上げることが可能です。
分析例3:ポジション保有期間の長さを見る
ポジション保有期間が長いと、
・スワップ: マイナスの場合、日数分損失が増える
・証拠金が拘束される:耐えれる含み損失が減り、資金効率も悪化
このような問題が出てきます。
もしポジション保有期間が長すぎるようならば、手動で決済することも選択肢のひとつです。(最大で2週間ぐらいが、目安ですかね)。
分析例4:曜日別・時間帯別のトレード回数を見る
下図のように曜日別、あるいは時間帯別のトレード回数を見ることで、どの曜日あるいは時間帯にEAがエントリーしやすいのか見当をつけることができます。
(ただしこれは相場環境が一定の場合という条件付きなので、あくまで参考程度です)
下図を見ると、金曜日はトレード回数が少ないな?とか、時間帯に偏りはないな?とかが見て取れますね。
※これはあくまでBF Grid Master EAの場合なので、各EAによって全く分布が異なってきます。
分析例5:個別取引を見て改善点を深掘りする
もっと細かく分析したい場合は、MT4の取引履歴をエクセルで分析します。そうすることで、自分が気になった取引(例えばFOMC前後の動き・要人発言の影響など)がEAの成績にどのような影響を与えたかを見ることができます。
例えばBF Grid Master EAの場合だと、
・GBPAUD→利益が多い
・GBPAUD→取引回数が多い
という結果でした。
やってみよう!
どうでしょうか?
分析と言っても何も難しいプログラム等は使っていませんが、確かに効果がありそうということは感じていただけたのではないでしょうか?
もし使えるかもと思ったら、ぜひ実際に始めてみましょう。
使用するツールはMyfxbookとExcelだけです。
MT4にEAを設定できた人なら、まあできると思います。
もしExcelの関数が苦手な人でも大丈夫!
実は上でお見せしたような取引履歴を取得して分析する機能は、下記のnoteで公開しているExcelシートに既に含まれています。
サンプルのExcelシートを公開しているので、手順に従うだけで誰でも15分ぐらいで、関数なしで使い始めることができます。
もしエクセル関数がわかる人なら、たぶん下記のツール導入した方がはるかに早く分析できますよ。
トレード分析ができるExcelシート
よろしければサポートお願いします!いただいたサポートはとクリエイターしての活動費に使わせていただきます!