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床剥がしと塗りを経て、カウンター制作へ



壁を塗り終え、並行していた床の絨毯と塩ビのタイルを剥がし進めつつ床を塗っていきます。

床の絨毯は比較的簡単にぺろっと剥がれましたが、下の塩ビのタイルが凄くカチカチで、タイルと床の隙間を刃が付いたヘラを金槌でコンコン叩きながら剥がしていきます。

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作業が進むにつれ、力まかせ気味にやっていたのが刃の角度を変えてみたりと工夫をするようになり、その内に軽い力でリズムよく叩いた方が簡単に剥れる事に気付きます。

気付いた要領で作業を進めるにつれ「力も大事だけどリズムはもっと大事だな」と一回結論付け、明るめのグレーで床を塗っていきます。次はカウンターをどうするか考えつつ、ご飯休憩に近くの喫茶店へ。


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コーヒーで一息入れながら、スポーツ新聞を片手に2時間サスペンスをチラ見しながら極めてリラックスするマスターと談笑。

「カウンターを作りたいんですが近くに気さくな職人さん居ないですかね」とお話してみた所、「西日暮里に大工職人3兄弟が居るよ」とマスター。


聞けばマスターのお店の棚や、娘さんがやっている小川町のお店を手掛けてくれていたそうで、さっぱりとした気さくな大工さんとの事。マスターが連絡を取ってくだだり西日暮里からすぐに見に来てくれました。

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いらっしゃったのは3兄弟の兄、粋な80歳の職人さんです。あっと言う間に数値を出して、最高の笑顔でさっと説明して「そいじゃあ明後日来るね」と帰られました。

始まる作業に妄想を膨らませつつ楽しみにしつつ帰り、ごはんを食べてよく寝ました。

楽しみです。


BOOK SHOP 無用之用

店長 片山 淳之介



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