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【28点】ファイアーエムブレム 風花雪月
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作品情報
発売日 : 2019/7/26
ハード : Switch
世界観
士官学校の教師として担任する学級を選び、
生徒たちを育て、導いていく第一部。
そして士官学校での日々から五年後、
三国が相争う戦争を、
三国それぞれの立場で描く第二部。
激動の時代を生きる若者たちの成長と共に、
フォドラ全土を巻き込む戦乱の
きっかけから結末までを、
二部構成の物語として描きます。
良い点
苦手だったのに好きになった
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物語中盤から劇的に状況が変わるのでネタバレに気をつけながら書きます。
僕はこれまでファイアーエムブレムシリーズどころか三国志など軍隊vs軍隊のような戦闘が好みではなく一切触れてこなかった。
触れてこなかった1番の理由としてはSRPGというジャンルがPVなどを見ても面白く見えないこと。
ドライな理由になりますが主要キャラではなくその他大勢が戦に敗れ殺されたところで自分の感情が揺さぶられない事が大きな理由です。
なのに風花雪月だけは手に取って自分の肌に合った。
それは何故かを次以降の項目で書きます。
三国のどれを選ぶかでストーリーが変わる
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主人公は三国が共同に通う士官学校の教師として生徒たちを育てていきます。
三国は別々の学級でどの学級を教えることになるかは主人公の選択に委ねられます。
学級にはそれぞれ級長(クラス委員長的なもの)がいます。
黒鷲の学級(赤)はエーデルガルド、
青獅子の学級(青)はディミトリ、
金鹿の学級(黄)はクロードがいます。
それぞれストーリーが異なるので、「もしもこの学級を選んでいたら…」のifを体験でき、1つのゲームで3つのシナリオが遊べます。
5年後のストーリーが熱い
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ストーリーの中盤になると大きな動きがあり5年後へと時は流れます。
5年前は士官学校の先生だったのが、
生徒達に頼られ自分の教える学級の国を支える指揮官となります。
少し前まで同じ学校に通っていた仲間だったのに生まれた国が違うだけで殺し合いをしなければならない生徒たちの葛藤や復讐劇などのドラマが随所に見られます。
正義の反対は別の正義というのがピッタリなテーマで、
最初に選んだ国では他の国が悪く見えるのに、悪く見えたほうの国を選ぶとさっきまで遊んでた国が悪く見えます。
このような光景を三視点から眺めることができます。
特に青獅子の学級のシナリオはアツい!!
育成が豊富
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基本的には自分の教える学級の生徒しか仲間にできません。
ですがスカウトという機能があり、級長以外の生徒なら学級が異なっても引き抜くことが可能です。
こうして自分が好きな色んなキャラを引き抜いて強くしていくうちに全キャラ育成してやると考えるようになって育成の終わりがなかなか見えませんでした。
戦闘は最大で12人しか出撃できないのでここまでやる必要はないですが、そういったやり込み要素も豊富でした。
ペルソナ5のような要素
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僕はペルソナ5をプレイし終えてからずっとペルソナ5のようなゲームを探していました。
あまりああいったゲームは無いのでハマってしまうとしばらく虚無感に襲われます。
風花雪月はペルソナ5を参考にしたのでしょうか、
1日1日とカレンダーに沿って行動を選択していき、
その日の行動で自分のパラメーターを育てたり、
キャラクターの親密度をあげるような行動ができます。
先述したように僕はゲームでその他大勢が酷い目にあったり死んだとしてもそのシーンに対して特別な感情が抱けません。
だからこのジャンルのゲームには手が出なかったので、
こういう機能があるからこそ、その他大勢にも何かしらの感情が芽生えて没入できました。
僕がこれまでSRPGに手を出さなかったのに風花雪月だけはやってしまったのは今回のファイアーエムブレムはペルソナ5みたいなゲームだぞという記事をネットで読んだからです。
悪い点
音楽が耳に残らなかった
こんだけ良い事書いて悪い事書かないと信憑性がないから絞り出した理由です。
悪い事として書きたくなかったですが、1つとして耳に残らなかったのは事実。
自身が作曲家というのもあってこういう場面で弁明したいのが、耳に残っていないから悪いとは限りません。
あくまでゲームBGMはメインディッシュに添える野菜や料理に合わせて出されるワインのようなものです。
評価してもらいたいのは料理の邪魔をしていないかどうか。
耳に残らないのだとしたら邪魔はしておらず、雰囲気とは合っているということになります。
でもこれだけ楽しい体験ができたのだから1つはこのゲームといえばこれだ!という曲がほしかったかな。
総評
これをベースに次回作を作ってほしい
ファイアーエムブレムシリーズの最新作はこれではなく、エンゲージというタイトルがあります。
あれは過去作の主人公が集結するようなお祭り的作品とのことなので風花雪月のようなペルソナ5ライクのシステムがベースにないのは仕方ないですが、
ちゃんとした次回作をこのシステムで作ってくれないとめちゃくちゃガッカリしそうで心配
無双も発売されてますが無双系はことごとく身体に合わないのでスルーしてます。
それほど今作が楽しかったということです。(:3[_____]
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