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どうやら、私は建築をあきらめたくない

どうやら、私は建築をあきらめたくないようです。

企業に所属する建築士でしたが、仕事と育児の両立ができず、病気になり、リハビリで建築の仕事をするも、打合せ前に具合が悪くなる事もありました。

やっぱり自分にはもう無理だし、欲張りなのかも。と思うことが増えました。


今日、父と共に設計したカフェの完了検査が終わりました。


しばらく現場に行けてなかったのですが、今日久々に行くことができ、思っていた以上にお洒落な空間に仕上がってくれて、純粋にうれしかったです。

オーナーさんの努力、センス、職人の方々の丁寧な仕事によってこれだけ良いものができたし、

設計といってもほとんど父が設計、現場管理までしました。

私は内装提案と一部プラン変更の提案で打合せも10回行ったかどうか。


ただ、色決めや照明器具などのデザインは父が頼ってくれて、私の提案がそのまま通り、動線や用途を考慮して提案した平面の変更もオーナーさんから

「なるほど、、そこまで考えるのか」

と喜んで頂き、


最初は娘が遊びについてきた程度の反応でしたが、

そのうち真剣に話を聞いてくれるようになり、

「君がそういうならお任せするよ!」

と言っていただきました。


任せて頂けるってすごくありがたいことだと感じました。


もちろん自信あふれる、、、には程遠く、

現場の事になるとわからないことが沢山あって、勉強も経験も不足していると痛感しました。

でも一つの成功体験で挑戦する気持ちが芽生え、嬉しい気持ちです。


この程度、と否定せずに

積み重ねたこと、長所を認めて、無理に諦めずに、進めたらうれしいです。


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