見出し画像

お風呂の死亡事故

日本人は世界一のお風呂好きだそうで、毎日のようにお風呂で体を温める事を日課とし、入浴時間も平均20分以上と他の国と比較しても長い時間をかけているそうです。
しかしその半面、浴室での死亡者数も多いそうです。


浴室の事故はヒートショックによる諸症状が最も有名だそうですが、それだけではなく熱中症で意識を失う事による溺死や、比較的若い人に多いのは転倒事故だそうです。
統計としては高齢者が多いそうですが、入浴関連の事故は誰にでも起こり得る事だそうです。


まずはヒートショックについてですが、例えば暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室に入ると、体は体温を逃さないように血管が縮み、血圧が急上昇するそうです。
その後浴槽に入ると、熱いお湯に反応して血圧は再度急上昇するそうです。
体が温まってくると今度は温熱作用で血管が広がり、血圧が下がるそうです。
次に浴槽から出て寒い脱衣所でまた急激に血圧が上がり、こうした血圧の急変動が心臓に負担を与え、心筋梗塞や脳卒中等の症状を引き起こしてしまうそうです。


次に熱中症ですが、湯船に長く浸かる事で体温が上がり過ぎてしまい、意識障害や重度の脱水症状を引き起こしてしまうそうです。
最悪の場合、昏睡状態で亡くなってしまう事もあるそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?