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栄養について学ぶ妹に献立を作ってもらって良かったこと。離乳食カミカミ期後半

こどもの離乳食がはじまって、早くも半年。
すりすり、こねこね、ごりごりと、食べものをこれでもかと様々な形状に変化させながら、ここまでやってまいりました。
そんなこどもも10カ月を過ぎ、ようやく人間らしい食事が取れるようになってきました。

そうなってくると、離乳食の本を見ながら、献立に悩み出します。
ミルクの量も減ってきて、食べ物から栄養を取るようになってくる。
ミルクの栄養を補えているのか?組み合わせも、栄養的にも、これで良いのか?と悶々。
正解はきっと無いから、分からないし、自分の食べなれたものが中心になっている気がする。

そこで、食べ物について勉強している妹さんに、無理を言って献立を作ってもらいました。
結果として、めっちゃ良かった。
この記事では、離乳食期に悩みがちだったことと、栄養面を考えて献立を作ってもらって良かったことをまとめてみました。

離乳食後期で悩みがちだったこと3選

①毎日同じメニューになりがち
②ハードルの高い食材には手を出さなくなりがち
③素材そのものの味に頼りすぎがち

①毎日同じメニューになりがち

調味料に頼れない離乳食は、どうしても毎日同じメニューになりがちでした。
煮る、焼く、少な目の油で炒める。調理法が限られていると、大人の料理のレパートリーだって数えるほどなのに、初めて作る離乳食で毎日違うものなんて作れるかーい。
でも、毎日同じものじゃ作ってるほうも食べてるほうもテンション上がらないよな…とフラストレーションの溜まる日々。

②ハードルの高い食材には手を出さなくなりがち

以前以下の記事でも書きましたが、ひじきとか、高野豆腐とか、昆布から出汁を取るとか、今時そんなこと一通りやってきてる大和撫子な人、希少だと思いませんか。

昼ごはんはコンビニ、夜ご飯は肉と野菜を炒めたもの、または飲み屋という食生活を送ってきたこの私が、急に料理上手になるわけはありません。
だから、離乳食メニューを見ても、馴染みのない食材を使っているメニューは候補から外してしまうわけです。ほぼ無意識のうちに。

③素材そのものの味に頼りがち

味付けは薄味で、醤油・砂糖・味噌くらいしか使えないとなると、もう味付けすることすら面倒になって、「素材の味を楽しむことも必要よ」とそれらしいことを言いながら平野レミばりに豪快な調理を繰り広げる日々。
文句も言わずパクパクと美味しそうに食べてくれているので、まあいいやと思うのですが、自身の料理スキルがまったく伸びないことに少し焦りを感じます。

離乳食献立を作ってもらって良かったこと3選

①敬遠していた食材を使えるようになった!
新しい調理法を覚えた!
メニューの幅が爆発的に広がった!

①敬遠していた食材を使えるようになった!

献立を作ってもらった手前、「この食材使ったことないから」とは言えません。今まで考えもしなかった食材を使った料理を食べさせることができました。
生まれて初めて買った食材は、ひじき、寒天、高野豆腐、麩、あじ、生わかめ。
実際に手に取ってみると案外調理方法は簡単で、その後リピートして使っています。

新しい調理法を覚えた!

寒天を使ってゼリーにしたり、麩と肉をまぜて肉団子にしたり、合わせだしじゃなくて昆布だけで出汁をとったり、チーズを牛乳で溶かしてソースにしたり。
目からウロコの調理法がたくさんあって、メニューの幅が爆発的に広がりました。
ゼリーなんて、自分だけで考えてたら絶対思いつかないよな…

メニューの幅が爆発的に広がった!

今まで使ったことのない食材と調理法が増えたことで、メニューの幅が爆発的に広がりました。
自分のできる範囲だけでの献立は、知らないうちに幅を狭めてしまっていたことに気づきました。
親の苦手意識で、食べたことのない食材があったりするのは食事の体験としても勿体無いなあと思うのと同時に、自分自身も離乳食をきっかけに食べてみたら美味しかったという新たな発見があったりして。
こどもの為だけでなく、大人も楽しみながら離乳食作りをしています。

妹が作ってくれた「最強献立」

最後に、妹が作ってくれた最強献立をご紹介します。
朝:五倍粥、高野豆腐のそぼろ、かぼちゃとりんごのゼリー、キャベツとにんじんの煮物
昼:マカロニと野菜のミルク煮、ほうれん草のトロトロわかめ和え、お麩入り柔らか肉団子
夜:ひじきと枝豆の混ぜかゆ、ブロッコリーのチーズソース、あじとなすのみそ煮

朝

昼

夜

日々栄養や漢方などについて語っておりますので、興味ありましたら是非ご訪問くださいませ。



レシピ参考
離乳食大百科/日本文芸社 中村美穂


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