見出し画像

想像力を失わないために

今日は楽しみにしていた
亀井さんの絵本教室。
「子供の未来を考える絵本の会」


今回お願いしたテーマは
「親」


自分自身、子育てをしながら
・親の役割ってなんだ?
・親ってどういう存在?
という疑問を持っていて
絵本を通して考えたいと思った。


今回もたくさんの絵本を選書して
読み聞かせをしていただいたのだけど、
絵本に出てくるお母さんは
凛としてゆとりがあった。


この絵本に出てくるお母さんのようになりなさいというメッセージではない。
このくらいゆとりがあればいいよね!という大丈夫だよ、のメッセージ。


やっぱりかっこいいわ、と思ったのは
「ちいさなねこ」
母の背中をみせながらも、こねこを守るその姿は
ねこから在りたい姿を教えられる。


ぎょっと反省したのは
「ぷくちゃんのすてきなぱんつ」

おもらししてしまうぷくちゃんに
怒ることなくおかわりパンツを
あげるお母さんの姿。

最近おしっこを漏らすことが多い我が子。
ついなんでおしっこって言わないのー!とか、
さっき聞いた時に行かないからよー!!とか
イライラ怒っちゃってたなぁ。。。


おしっこもらすなんて
大したことじゃないのにね。
おかわりなんていっぱいある。


おしっこだけじゃない、
いろんなことに言えるなって思う。
心構え、準備をしておいてあげればいいだけなのにね。


そして、
いろんな絵本を読んでもらって、
今回はどんな親でいたいか、より
親にしてきてもらったことへの感謝が湧いた。


絵本通りの子育てではないけれど、
精一杯どうしたらいいか考えて、
一生懸命に育ててくれた。
そんな風に感じた。


どんな親がいいなんて答えはない。
ただ親が子を想い、費やす時間は
かけがえのないものなのだ。


悩みながらも、子を見つめ続けて
一生懸命想いを込めていこう。

親への感謝と我が子への愛を
感じられる絵本の会だった。


そして、会の終わりにこんな話があった。
日本の識字率は世界一なのに、
読書時間はワースト。
そんな話があった。


読解力も低いのが日本。


読解力、想像力が育ってないがゆえに、
コミュニケーションがうまく取れなかったり、
他人軸で生かざるを得ない人も増えているんじゃないか。
そんな風に思う。


想像力をつけるのに
効果的な読書をしないとなると
これからの日本どうなる!?
と不安になった。


絵本や本を読んで
擬似体験してみたり
視野を広げるのは
とっても重要なことだと思う。


何より
想像力をつけることができる。


自分らしく生きるためには
想像力が必要不可欠だとわたしは思う。


ひとつの情報に左右されず、
自分に落とし込み、
想像できれば
自分を生きることができる。


そう私は思う。


こりゃ、やっぱりお店の2階に図書室作らなきゃ!
と使命感にかられた。
本に触れやすい環境を身近に作りたい。
新しい夢の一つになった。


だって、想像力は平和に繋がる。
そう思うから。
このまま平和にいられるように。
日本人が想像力を失わないように。
みんなが自分を生きられるように。
微力だけどなにか始めたい。



2023.12.20 mu

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?