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凄いんだよ、私達

朝、腹痛か頭痛、その両方。
このどれかを抱えながら私は目覚める。
ここ最近は普通に起きられたことなんかない。

「今日は無理だ」
毎日、朝はこう思う。


そんな気持ちに打ち勝って、やっと起き上がれたところで、朝の準備を始める。
顔を洗い、朝ごはんを食べ、歯を磨き、髪を整えて、、、
やっぱり朝はやることが多い。洗面所を軽く15分は占拠する。

ただ、この約40分の流れの中で
最低でも2回、多い日は5回はトイレにダッシュする。
普通にトイレに行く訳ではない。
唐突に激痛が襲う。
「今すぐトイレに行け!!!」とお腹が叫んでいるように。

朝に5回もトイレに駆け込めば、体力・気力等様々なものが奪われていく。
そして、大抵の場合ここで諦めてしまう。
せっかく髪も結んで前髪が上手くいってても、全てをぐちゃぐちゃにしてしまう。

体力が尽き、次に目が覚めた時には、13時。
今から準備して学校に行くとなると、到着は14時半。
1時間だけ授業を受けることもできるが、そんな気力もないので、結局学校は休み。

そんな日が続いている。


こんな1日のよく分からないルーティンをつらつらと並べて、何が言いたいかといえば、毎日朝ちゃんと起きて、様々な負の感情に勝利し、学校や会社に行けることがいかに凄いか、ということ。
多くの人はそれを「当たり前」とするのだろうが、これは「当たり前」ではない。

一度、不登校を経験した者からすると、平日の通勤通学、それに加えて部活や休日出勤をこなせるのは本当に凄いことだ。


だからこそ、
毎日、「当たり前」をきちんとこなしてる自分を褒めてあげてほしい。
美味しいものをたっくさん食べたり、好きなドラマを見たり、友達とわあああてお話したりする時間もきちんととってあげてほしい。

もちろん、学校や仕事を休むという事が悪だと言っているわけではない。
その決断をするのにも勇気がいるというのは十二分に知っているし、たまには1日何もせず休む日も重要だ。
自分が行けると思った日に行けばいいし、
行けなかったら行けなかったで、おうち時間を充実させてあげてほしい。
そして、本当にたまにでいいから、誰かと過ごして、自分の気持ちを吐き出す時間を作ってみてほしい。
そうやって生活していれば、心が少しは軽くなるはず。


ここまで、読んでくださってる皆さんへのメッセージを書いてるように見えるが、これは完全に自分に向けての文章です。
0か100かでしか生きていけない私が、自分の中の「ちょうどいい」を探していく様をこれからも文章に残していくので、見守ってください。笑


そして最後に。
本当に私のことを歌ってるんじゃないかと思ったくらい、歌詞に共感してしまった曲の歌詞を紹介します。特に最後の一言ブッ刺さりました。
これ聞いて少しでも心が軽くなる人がいれば、私は嬉しいです。

嗚呼…本当嫌んなる毎日だ
やりたくないことやったって
嫌々早起きしたって
その分素敵な何かが訪れるとか
そんなわけでもないのにさ
今日もまた頑張っちゃうよな
がむしゃら以外知らないから
不器用で意地っ張りで馬鹿真面目な僕らに幸あれ

ばかまじめ/Creepy Nuts  & Ayase &幾田りら

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