何かを叫びたくなった日

泣いて泣いて涙が止まらない日があった。
怒りの感情で泣いてるのは分かるのに、
何に対しての怒りなのか分からないまま泣き続けた。

普段ドラマや映画を観てしか泣くことない私が、自分から発する感情で泣くのは、自分で言うのも何ですが珍しいです。

ということで冷静になった今、あの時の自分は何に対してそんなに感情を露にしたのか考えてみました。

誰にも分からない。私の気持ちは

学校に行けなくなって、
朝起きて今日も学校に行かないと決めなきゃいけない日が続いて、
その度に自分を責めて。

自分が1番わかってるのに、
親から親戚から担任から学校に行きなよと言われ。

なんで行けないの？
そんなの私が聞きたい。

なんで行けないの？私

この様な毎日を皆さんは過ごした事がありますか？

多くの人はNOでしょう。
(それでいいんです。当たり前に知らない方がいいんです。)

これは行けなくなった人にしか分からないんです。

だから無闇に聞いてこないで。
私にわざわざしんどい思いをさせないで。
学校関連の話を出される度に思ってしまうんです。

どうせ貴方達には分かんないでしょって思ってしまうんです。

これは親や親戚、担任への怒りです。

(もちろんこれは私が怒るのはおかしな事です。分かってるけど、昨日はしんどかったんです。)

劣等感。

私の高校は所謂、県内でも進学校と呼ばれる所。
ついでに言えば「真の文武両道」を掲げる高校です。

そんな学校なのでみんな完璧なのです。
小テストが週に何回あっても、例え1日に4回あっても文句を言いながら全部満点とってくるし、朝練して昼練して放課後練までしてるのにまた次の日に朝練してるし、、
何より毎日普通に学校に行っています。
この日常を送るのにも苦労や悩みはあると思いますが、それでも私にとったら完璧な日々を送っているわけです。

これが周りに300人、学校単位で言えば1000人近くいるわけで。
そんな人達に紛れて生活しながら、学校に行けても行けなくても自分のできなさ加減を痛感します。

また、ちょうどコミュニティが広がって、同年代の活躍がはっきりと見えてきて、自分の「口だけ」な部分がすごく嫌になりました。
理想を語るだけで、行動もしていない。みんなやっているのに、私は何もしていない。ぼんやりと劣等感がありました。

ただそんな自分が嫌だった。
わざわざ他の人と比べて自分のできない部分しか見ることのできない自分が嫌いでした。

オンリーワン

ここまで散々ネガティブな事を書いてきましたが、別に普段からこんな事をずーっと考えている訳ではないので安心してほしいです。
なんならいつもはオンリーワンであればいいし〜ぐらいに思ってます。

ただ先日は様々な事が重なって、普段無意識に考えていたであろう事が爆発してしまったのです。
何だか自分の全てが否定されたような気がして。
みんなから言われることは全て私が１番わかっているんです。
だからこそしんどい。

1年後の私が思うこと

1年越しにこのnoteを発見して、中身を読んで涙が出ました。辛かったよねって。
心の奥底、親にも言えないような気持ちをここに書き留めていた自分を褒めてあげたくなりました。
1年経って、環境も変わったことで、少しは気持ちも楽になったように思います。
ただ、これを書いていた時の、過去の私ありきの今の私です。
あの時のしんどい思いを丸々包み込んであげて、これからは後悔のない、私の「やりたい」を詰め込んだ人生にしようと改めて決意できました。

さあ、ここから一生懸命らくーにやっていきましょ、私。