Boulder創業1日目の事業進捗報告
本日、お世話になっている司法書士の方から設立登記申請に行って頂き、正式に「株式会社Boulder」(※初日から見間違えられますが、株式会社ボルダーです、ボディビルダーではありません。)が設立されました。
Boulderは「SaaS x メンタルヘルスケアの予防医療領域」で事業を立ち上げようとしていて、日々悪戦苦闘しながら仮説検証を進めています。(※事業内容の詳細も追ってnoteにまとめて行きます。)
実際、創業期の取組みはスタートアップが成功したあとこそよく記事化されたり、インタビューでナレッジシェアされますが、成功するかどうかもわからないスタートアップの情報は案外少ない気がします。ここからは個人の価値観になりますが、情報は公開可能な範囲ならなるべく公開して行った方が世の中のためになる気がするので、自分の場合起業して間もないのですが、「今やっていること」、「上手く行ったこと」も、「上手く行かなかったこと」もなるべく全部公開して行きたいなと考えています。
早速ですが、本日は設立日に何をやったのかをまとめて共有したいと思います。
問いを整理する
「正しい答えよりも、正しい問いが重要」という言葉をよく耳にします。実際自分の今までの経験上、その言葉は間違いないので、下記の図のようにまず自分がこれから「向き合うべき問い」を「ビジョン・ミッション」「事業」「組織」「ファイナンス」といった具合で分解して、それぞれのキーワードで出てそうな問いをひたすら書き出しました。
具体的には例えば「ビジョン・ミッション」というキーワードであれば、「100年後、どんな世界を実現したいのか?」また「なぜ実現したいのか?」「実現できなかったらどうなるのか?」「どうすればもっと早く実現できるのか?」等の思いつく疑問をひたすら書き出すイメージです。
ちなみに「事業」の中の「市場」というキーワードは「STP」、「キャズム」等のフレームワークを用いて質問を整理しています。更に、これらの質問の答えを踏まえて、「どんな仮説が立てられているのか?その仮説をいつまでどのように検証するのか?」みたいな粒度細かい質問も書き込みます。
問いを検証するためのロードマップを作成する
上記の問いに対して、現段階では答えられるものもあれば答えられないものの方が勿論多いです。答えられない問いに対して検証しなければ立てる意味がなくなるので、ひとまず行動するためのロードマップを引きました。
こちらが作成したロードマップの概要になります。
ロードマップはもう少しざっくりしていて、「事業フェーズ」と「事業」「組織」「ファイナンス」で整理しています。(※記載しているそれぞれのブロックに詳細のロードマップも作成しておりますが、細かいのでここで割愛)基本ロードマップは日々業務を進めていく中で変化していくはずなので、こちらのロードマップを週次で見直して修正していく予定です。
自分自身の癖として、すぐに行動するタイプです。ただすぐ行動すること自体は悪いことではないのですが、行動した先のリアクションの質を高めるためには結局のところ、行動する前にどこまで考え抜いて、正しい問いや課題を定義できているかどうかによって大きな差分が生まれます。そういった「行動のサンク・コスト」を最小化するためにも、あえてこうやって脳内整理を実施した設立初日でした。
特に目的もなく、ただただ自分の今日やったことをまとめただけのNoteになりましたが、読んで頂いた皆様のために少しでも役に立てられれば嬉しいです。
最後に「起業家は孤独」とはよく言ったものです、一人だと正解がわからないので、是非事業等についてアドバイスやフィードバックをくださるという起業家やVCの方がいれば気軽にDM、もしくはFBメッセージで連絡ください!Twitter: https://twitter.com/Yeahman18Roots
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プロフィール
牟田吉昌(Yoshimasa Muta)
株式会社Boulder founder CEO
1993年生まれ/立命館大卒
幼少期に中国の長期滞在経験あり、バイリンガル(日本語・中国語)
大学在学中に語学サービス「フラミンゴ」の立ち上げに関与
卒業後、リクルートホールディングスに新卒入社
新規決済事業「AirPAY」担当、事業推進等に従事
17年末にフラミンゴ再ジョイン
取締役COO(C2C/B2B事業・組織・コーポレート全般)として事業を推進
2019月4月より現職
Twitter :Yeahman18Roots
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