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はたらくすべての人のために、Have a wellday.

この度、業界初のエンプロイーサクセスプラットフォームWellと、社名のBoulderを、「wellday」という名称に統一、ブランドリニューアルいたしました。この記事ではその背景と、私が考えるwelldayの社会的価値についてお話させてください。

1.Wellの社会的価値・welldayに至るまでの軌跡

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Boulder(新wellday)は2019年4月に私が創業した会社です。
創業時から変わらずに取り組んできたイシューは「どうやって働くすべての人にとって、労働の対価が不幸になってしまうケースをなくし、より人生を豊かにしていけるか 」でした。
創業前、まだ4年弱という比較的短い業務経験しかしていない私も含む周りには、本来はチャレンジしていることが沢山あって、向き合いたいのにも関わらず、働きすぎてバーンアウト(燃え尽き症候群)になりかけたりする同期や先輩がいました。
更に場合によってはそのまま休職になってしまったり、企業の管理者の先輩や上司も課題解決するために手探り状態ではありました。
そこで、自分感じたこのような深刻な働くすべての人の共通課題の本質的原因は主に3つあると考えていました。

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1.課題が特定できないと、そもそも手を打てていない
本質的に従業員課題を解決するためには、より具体的に従業員起点で従業員別にそれぞれの抱えている課題を理解する必要がある。
2.課題は雪だるま、放置したせいで大きくなっている
何が不調が起きた時に、課題を発見して、課題解決へのリードタイムがながければ長い程課題が大きくなる。
3.組織全体だけのアプローチでは従業員を救えない
組織課題を解決するにも、トップダウンのみならず、従業員別にカスタマイズして、ボトムアップな解決方法も必要。

この3つの状況へ同時にアプローチできる手段は本質的には上長や人事面談の定例化しか当時はなく、それだとマネジメント側にとっても従業員の方にとっても負担でした。
そこで、テクノロジーを活用してこの3つの課題原因を解決する解決策としてWell(新wellday)が誕生しました。

「人は想像していないことは決して実現できない」というダ・ヴィンチの言葉があるように、私達人類が前進している時はいつだってなにか未来について想像し、想像したことを実現するために働いている時です。
日々働いてる中でどうしても「不安」「不満」「不幸」等の「不」を感じてしまいがちですが、「Well」を通じてそうした企業社会の課題を根本から発見・解決し、働く人々がウェルビーイングな状態で、自由に未来について思いを馳せるようになり、前向きに明日を期待することができる世の中の実現することこそがWell(新wellday)に込められた想いであり、社会的価値です。

2.welldayが誕生する背景にあるパラダイムシフト

時代は常に静かに変わり続けています。最も記憶に新しいパラダイムシフトはまさに今も続いてるコロナによるライフスタイルの変化だと思います。
その他にも電話からスマートフォン、キャッシュからキャッシュレス、所有から共有等があります。パラダイムシフトしたことの例を上げるときりがないです。
友人の母がもうすぐ60歳ですが、この前iPhoneを使ってPayPayで物を買い、メルカリで物を売っているという話を耳にしました。今だと当たり前なエピソードでも、3年前の私なら正直想像すらできなかったです。

今一見「これ本当に使えるの?」「こんなの課題解決できるの?」という疑問が時代の変化につれて一般的な常識へ常に変わっていくものです。
私はwelldayが社会にとって必要不可欠な製品であり、パラダイムシフトが続く世の中に応じてここから3〜5年以内に世の中の新しい常識になっていけると信じています。

welldayが置かれているパラダイムシフトは間違いなく働き方の変化、そして企業と従業員間の関係の変化だと私は捉えています。
時代の変化とともに従業員を大切にしている企業程その時代を代表する企業になっていきているという事実があり、従業員を大切とするカルチャーは日本だけではなく、世界規模でも不可逆的な流れになっていると認識しています。

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その上で、従業員の体験をよくするためには様々なアプローチ方法があります。どのようなアプローチをするにせよ、まずは現状把握フェーズが最重要で、間違った現状把握をしてしまうと、正しいアプローチができるはずもないからです。
そこでパラダイムシフトが続いてるのにも関わらず、現状把握の手段は未だに実際の面談かサーベイで従業員に答えてもらうが主流で、ここの現状把握手段としてのアップデートをまさにwelldayがチャレンジしています。

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3.今回のブランドリニューアルの背景と経緯

昨今、会社の北極星としてのCI(コーポレート・アイデンティティ)を定めることがスタンダードになっている中、プロダクトにこそ北極星が必要であると考え、PI(プロダクト・アイデンティティ)を策定において、アートディレクター・デザイナーのわりえもんさん (@wariemon) にも参画して頂き、議論を進めました。

プロダクトミッション
今回、最も重要視していたのはプロダクトミッションの策定でした。
私たちは、人の集合体としての「企業」に向き合うのではなく、企業に属する人を須く「はたらく人」として向き合い、社内のレイヤー関係なく、それぞれがはたらきやすく成果を出しやすい環境をつくります。
はたらく時間の改善を通じて、はたらく人の人生そのものが上向いていく、そういうプロダクトでありたいという思想・姿勢を言語化するため、チーム内で議論した結果「はたらく人を支え、それぞれの日々を彩る。」というプロダクトミッションが生まれました。

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 wellday と “Have a wellday”
このミッションを実現するプロダクトとしてふさわしいものとするために、プロダクト名のリニューアルも行いました。
元々の製品名(Well)に込められたWell-being、「よりよくなる」を意味する「Well」に、「日々」を意味する「day」の2つのキーワードをつなげて「wellday」という製品名、社名にリニューアルすることになりました。

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そして、名前と合わせてプロダクトの思想を体現する 「Have a wellday.(よりよい日を。)」というタグラインを新たにを添えました。
wellday というプロダクトがそばにあることで、今日という日がもっと「よりよい日」になる。明日は、今日よりもっと「よりよい日」になる。
はたらく人が、今よりポジティブに仕事に向き合えるようになることで、一日がよりよいものになる、という意味を込めています。
また、今日、明日という一日がよりよいものになることで、その積み重ねで人生そのものがよりよいものになるという、プロダクトミッションの通り、「はたらく人を支え、それぞれの日々を彩る。」を体現し、welldayという新しい名前を根付かせる言葉として、このタグラインを生み出しました。

4.新しいロゴの作成、そのロゴに込められた意味

この度ブランドリニューアルでは、この流れで、新たなロゴもわりえもんさんに相談し、制作して頂きました。

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新しいwelldayのロゴには、はたらく人への3つの想いが込められています。


Logo philosophy : 1. Bloom.

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「はたらく」を通じてなりたい自分に近づく
welldayによって、不必要な悩みや心配を抱えにくい職場になることで、はた らくことを通じて成果を出せるようになると同時に、自分自身がどうありたい かを考え、それを実現する支えとなります。はたらくことそのものが楽しくス トレスのないものになれば、自分自身の未来に思いを馳せる余裕も生まれ、自 分自身の人生も前へと進めることができる。自己実現に近く様子を、自分の中 の芽が開花していく様子に例え、描きました。

Logo philosophy : 2. Sunrise.

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「はたらく」を通じて明日が待ち遠しくなる
wellday によって、はたらくことそのものへの向き合い方が変わり、個人に とっても、会社にとってもより有意義に時間が使われ、それらが結果として数 字に大きく反映されてきます。また、その数字が上向くことで、より前向きには たらくことに取り組めるようになり、日々が楽しくなる。そして、明日がくるこ とが楽しみになる。そんな昨日よりもよい今日を楽しみにする様子を、山々か ら覗く朝日のように、線と円の組み合わせで描きました。

3.Logo philosophy : 3. Cycle.

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「はたらく」を通じて人生に好い循環を生む
wellday によって、はたらく一人一人が安心できる環境づくりを通し、チーム も、会社も良くなっていく、という循環を生み出すプロダクトです。一人一人に 生まれる変化が、周囲にも影響を与え、大きな変化となり、また一人に還元され る。数字があがって終わり、ではなく、プラスの影響が循環し続ける。三方よしの 循環を、wellday の 頭文字の W と末尾の Y をつなぎ、大きな円で囲うことで 描きました。

5.はたらくすべての人のために、Have a wellday.

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最後に、welldayの言葉は、対企業の目線のものではなく、あくまで「人」に向き合うものであり、はたらく人全員の幸せを願う姿勢の現れです。誰かだけがプラスでマイナスが生まれる関係性ではなく、すべてのはたらく人が幸せに近づく、三方よしの関係性をつくるプロダクト。
それがwelldayが実現したいことであり、我々の存在意義です。

Have a wellday. 

はたらく人にとって、よりよい一日を。この言葉を合言葉に、これからも日々邁進してまいります。
新しく生まれ変わったwelldayを、今後ともよろしくお願いいたします。

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