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水も滴るいいアラフィフ?

グーパー体操ってあなどれないんですよね・・!
今日は、自治会の福祉部主催の筋トレ教室に久々に参加してきました。

この教室、誰でもウェルカム!
 でも、実際のところは認知症予防や高齢者の引きこもり防止がメインの目的だから、参加者はほとんどが親世代。

50代の私は最年少で、「若いわね〜!」とみなさんにチヤホヤされて、
ちょっといい気分。笑

でも、体操が始まると、お姉さま方は涼しい顔で余裕の動き。
動作の合間におしゃべりも楽しんでるのに、私はと言うと、一つ終わるたびに「はぁ〜」と深いため息。内心、けっこうキツい…!

「若い」と持ち上げられた手前、弱音なんて吐けないから平静を装っているけど、実はゆっくりで地味な動きが、意外とかなり堪えるんです。

かくいう私は最近、関節の痛み、特に手首や足首、指が悩みの種。
朝、お布団から出るのもひと苦労。

運動不足や体重増加が原因なんだろうけど、更年期も影響してる気がします。

漢方では、体は「気」「血」「水」の3つで成り立っていると考えますが、
その中でも「水」は体の正常な水分、つまり体液や分泌物を指します。

この「水」が、内臓や筋肉、関節、髪の毛、皮膚など、体全体を潤してくれるんですよね。

でも、更年期に突入した私の体の中では、この「水」が少しずつ減っていき、潤いが足りなくなって、関節を滑らかに動かす、潤滑油的な働きをする水が減り、ぎしぎしと動きづらくなってきているんです。
(そういえば、最近目尻のシワも気になるし… 気持ちは30代でも、体は正直!)

筋トレ教室で1時間、全身のストレッチをしてじんわり汗をかき、終了間際のグーパー体操をしている時、ふと指のこわばりが和らいでいることに気づきました。

実は、扇風機を一晩中つけっぱなしで寝ているせいで、自覚はないけど手首や足首が冷えていたんです。

よく鶏手羽とかを茹でたり煮たりした汁を冷蔵庫で保存したら、プルプルのコラーゲンが固まっていたりしませんか?
それと同じで、関節の潤い成分って冷えると固まっちゃうんですよね。
そこに更年期による潤い不足が加わって、関節がロボット状態になっていたみたい。

ゆき―がとけて、川―となって、流れてゆきましたー♪(笑)
グーパー体操のおかげで、無自覚だった冷えにも気づけました!
(体操中は「グーパー体操なんて、こんなの簡単すぎるでしょ?」なんて思ってたけど、侮ってました、ごめんなさい!)

これから秋が深まって乾燥の季節がやってきますが、
体の「水」が不足していると、
便秘や空咳、肌の乾燥といったトラブルが出てくることも…。
私の関節痛も、悪化しそうな予感。泣

まだ蒸し暑い日が続いていますが、
「今のうちに潤い対策を始められるなんてラッキー!」と捉えて、
体の「水」をしっかり満たしておきましょう。
冷え対策も忘れずに、体の中で水がスムーズに流れるように心がけてくださいね。

とかいうとですね、
「ああ、水を一日2リットルのんだらいいとかいうあれね!」
ってなると思うんですが、ちょっと待って!

からだの水は、ただの水分補給ではチャージされないんです。
むしろ、自分の代謝量に見合わない水を飲んでしまうと、むくみや重ダルさの原因になるだけでなく、胃液が薄まって消化力まで弱くなってしまいます。

ポイントは、
「存在している状態でジューシーなもの、潤っているものを取り入れる」ということです。

薬膳では、蓮根や豆腐、ゆり根、梨、白菜、白ごまなど「白い食べ物」が潤いを補ってくれると言われます。

確かに、どれもジューシーな感じですし、白ごまみたいにオイルが取れるようなものも潤いそうで納得、って感じですよね。

でも、白にこだわらなくても、
桃など、切っただけで果汁がすごいものとか、
魚介類みたいに、ほぼ水分じゃない?って思えるものもOKです☺

つまり、水もしたたるいい食材を摂れば、水もしたたるいいオンナになれるってわけです!

秋は乾燥のシーズンなのでより一層気合を入れて、対策しておきたいですね!

私と一緒にギスギスロボットおばちゃんを卒業して、「水も滴るお姉様」を目指しましょう!

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