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自分のしたい仕事と会社が自分にさせたい仕事が異なる。

自分がしたい仕事と、
会社が自分にさせたい仕事が異なる。

ということはよくあること。

ずっと研究職を続けたかったのに、異動を言われた。
東京を希望していたのに、配属は名古屋だった・・・などなど。

社会人を一定期間続けていたら、誰しもが必ず通る道なんじゃないかと
思うくらいです。

あなただったらこんな時、どんな選択肢をとりますか?

私は、どうするかを悩む理由が、自分のしたいことと違う、
自分の希望と違う、ということだけであれば、
一度チャレンジしてみる方がいいのではないかな、と思っています。
(会社の方針に納得がいかない、会社の風土が合わないなども含む場合は別)

最初こそ戸惑うかもしれませんが、自分が希望していないことだからこそ
やってみると、自分が気づかなかった世界を見る機会にもなります。

そして、自分の5年後10年後を考えた時に
今の自分のしたい仕事が続けられている補償がどれくらいあるでしょう?

ミドルシニア層のキャリア相談に乗っていると
「私は経理しかしたことがないから・・・」
「私は管理職経験がないから・・・」
と自分の経験の乏しさから転職の難しさを感じる方は
たくさんいらっしゃいます。

もちろん自分のやりたい仕事に自分の人生を賭ける、という考え方も一つです。ですが、社会も組織も個人も変化の激しいこの時代、
5年後10年後、自分の市場価値を考えた時に果たしてそれが正しいのか?
ご自身の年齢、欲しい給与に相応しい経験値をもたらすことができるでしょうか?

そして、
自分がやりたくなくても、だれかが自分にその仕事を任せるということは、
自分では気づいていない自分自身の可能性があるからです。
もしかしたら、新たな仕事の面白さの発見、能力の発見、夢の発見につながるかもしれません。

自分のやりたいことだけにこだわっていると、もしかしたら自分の視野を、可能性を狭めることにつながるかもしれません。
後悔しない人生のために、いろんな視点でよく考えてみてください。


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