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キャリアコンサルタントを続ける理由

私がキャリアコンサルタントの資格をとったのは将来が不安だったから笑。何か自分なりの資格があった方がいいと思ったことと、年齢を重ねることがメリットになるような仕事をと思った時に行き着いた。

この仕事に関わってみて、そんなに簡単な仕事ではないことを実感した。相談にくるクライアントは様々で各々の世界観は私の想像を超えることも多くある。そうするとその方には申し訳ないけれど、今考えるともう少し良い関わり方があったのではないか、と反省するケースも多い。

結局のところ、根本として一番重要になるのは私自身が人としてどうありたいのか、人として人とどう関わりたいのか、という点が問われると思っている。

自分が自分なりの幸せを追求し、行動していないと、それをしろとクライアントにいう権利はない。またキャリアコンサルティングは「来談者中心」が基本にある。クライアントが自分で気づいて、自分でよしこれをやろう!と決心し行動できるような関わり。
だけど、なかなかこれが促進できないと「とりあえずこれをやろうよ」と押し付けるようなことをしてしまう。クライアントを信頼できなくなる。

自分が信頼できない人に心を開いてもらうのは難しいし、信頼できない人を支援することはできない。だからクライアントの可能性を信じ続けなければない。

キャリアコンサルタントの仕事の中で、これらの葛藤を通して人として少しだけ成長できたことが私にとっては大きく、これが一番この仕事を続ける理由になっている。

つまり成長すること、そのために自分に対して問いかける、問い続けるということが、私はどうやら好きなような気がする。

ただ、問うだけではもちろんダメで、行動できなければならないし、その行動も単に自分勝手で暴走してしまうと恐ろしい。だから基本にいつも立ち返らなければならないし、学びの時間が必要になる。

2021年は何を学ぼう?そんなことを考える時間はワクワクしかない。

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