承認欲求を満たすために大切なのは褒められることではない
人には「承認欲求」という欲求があります。
認められたい、すごいと言われたい、拍手されたい、、などなどということです。
あなたはどのくらいこの欲求があるでしょうか。
人から褒められたい、という気持ちは否定できるものでは
ないですし、自ずと持ってしまうものですので、持つなと言われても無理な話です。
この「承認欲求」はマズローという方が定義された言葉です。
そのマズローの定義には続きがあって、外部からの名声、賞賛など、保証のない承認は、
それが満たされなかった時、絶望感や劣等感といった感情をもたらしてしまう、と言っているのです。
そしてそういった劣等感などを拭おうとしてまた名声を望む。
けれど保証があるわけではないので、恐れ、怯える。。
私はこの話を聞いた時に、褒められる、だけど次は褒めてもらえないかもしれない、と思ったことは何度かあり、妙に納得しました。
みなさんはこういう保証のないものに振り回されたいでしょうか?
実はマズローは一番重要な承認とは、
「正当な尊厳が守られること」
といっています。
良いとも悪いとも言われるでもなく、そのままの自分でそこにいることが
認められること。
それが大切な承認。
例えば何があっても信じてくれる両親、
大きな挫折を味わった時にも変わらずそばにいてくれる親友などなど・・。
褒められる、ということよりもそういう存在、そういう場所自体が
あなたの承認欲求を満たしてくれるものなのです。
そういう場所こそ、大切にする、ということは、自分自分自身のために必要な行動ではないでしょうか。
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