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最期の盛大なお別れ

葬儀は 7/7,8となりました。

姉さんはエンバーミングが施されて帰ってきて、そしてメイクは姉さんの同級生が綺麗に仕上げてくれました。メイクによっては、「なんか故人らしくない」となりがちですが、そこは流石に姉さんをよく知っている人。美しく整えられ、そして、結婚パーティーの時と同様に、顔の周りにはお花を添えました。

不思議なことに、姉さんの最期の顔は、なぜかいつも以上に鼻筋が通っていたんです。あれはなぜだったのか、故人の強い思いの表れなのか、びっくりしました。とても美しかったです。

お通夜から多くの方が参列してくださいました。会社の方々も、もうすでに退職された方から、転勤された方まで、コロナの中、多くの方が集まってくださり、同窓会の様でした。

その日の夜は葬儀場はそのままで、ご家族は宿泊できる施設があり、ご家族は宿泊予定でした。娘さんは夜遅くまで姉さんのろうそくと線香が消えないようにそばを離れなかったのが印象に残っています。姉さんもやさしく思いやりあるこどもに育っていること、喜んでいました。

私は、もちろん他人ですので、さすがにホテルをとっていたのですが、なぜか姉さんの旦那、娘、そして私の3人で川の字でその日は宿泊することに笑最期の一晩を姉さんと過ごせました。

そして翌日の告別式も全国から多くの方々が参列くださいました。コロナの影響で、来たくてもこれなかった方もいらっしゃいましたが、それでも想定していた倍ほどの方が来てくださいました。

また姉さんの息子さんは、制服がある仕事をされているのですが、同僚の方々が制服で参列してくださいました。男性の制服姿が好きだった姉さんがキャーキャー言っているだろうことは、容易に想像がつきました笑

無事出棺を終え、自宅に帰ると、前職の同僚などから連絡が入っていました。

「あんた、全部仕切っていたね」

「葬儀社の人かと思った」

・・・褒めてもらえたのだといいように捉えます。

姉さんとのお別れは寂しかったですが、バタバタしながら盛大に見送れたことはいい思い出になりましたし、不謹慎ですが、姉さんも「楽しかった!」と言ってくれていると思います。


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