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寺社仏閣は癒しで学びの場

京都の西の方には山々の中に素敵なお寺が隠れている。今日はそんなお寺の一つ、浄住寺に行ってきた。

隠れた紅葉の名所。だけど既にずいぶん落ちていて、、それが私にはまた心地よかった。4月5月の緊急事態宣言頃、早朝の時間を利用して数々の寺社仏閣を回った。ほぼ誰もいないお寺や神社は厳かで心が洗われた。その後バタバタと世の中が動き出したため、今日は久しぶりのお寺。

当然お寺なので仏様がいらっしゃる。その表情はそれぞれ違い、お顔をみているとなんとも言えない感情が湧き上がる。今日は一体の仏様の像のお顔を見て、涙が溢れそうになった。「大丈夫だよ」と言われている気がした。それも心の黒い部分を見透かされて、それを含めて大丈夫と言われている気がした。

私にとって、お寺や神社はそういう自分を振り返る場所。自分に問いかけられる場所。自然があり、目には見えない不思議なパワーに包まれ、わけのわからない感情を見透かされ、話しかけられる。そして自分の身を糾す。

私はあまり自分の本心だったり、深い感情を誰かに話すことはない。私だけではなく、大半の人がそうだと思う。だけど普段自分でも気づかない混沌とした感情に目を向けてみると意外と気づきがあり、心がすっと開放される。

だからキャリアコンサルティングをクライアントに実施する際も、その時間が私は大切だと思っている。混沌とした感情を丁寧に聴き出し、丁寧に共有する。混沌とした気持ちを共有することはとても難しく、クライアントが言葉にできない言葉をこちらが言葉にするには、それなりの表現力もいる。

その表現力を身につけるためにも自分の混沌とした気持ちを言葉にするようにしている。そのヒントをくれるのがお寺であり神社である。

京都という寺社仏閣に恵まれたところに住んでいてよかった。

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