大丈夫、私がいるよ。
親友の姉さんが空に行って1年経ちました。
昨年の昨日、つまり七夕の日に告別式を終え、空に舞っていきました。
あれから1年。あっという間です。
姉さんはやさしい人でしたが、特に再発をしてからは、自分が人に何ができるのか、を考えて行動に移していました。
友人の仕事を手伝ったり、困った人にも手を差し伸べたり。もちろん自分の子どもに何が残せるのかも。
1年前、姉さんを見送りながら、姉さんのように、人に対してやさしい人でありたい改めて決意したことを覚えています。
「やさしい」って「甘やかす」ことではなく、本当にその人のためになれることができる人に。
・・・やっぱりまだその域には達することはできていません。
そしてこの1年、何かあるたびごとに、姉さんが近くにいるような気がして「むっちゃんなら大丈夫よ、私がいるよ」と実際はいないのに、励まされ続けてきたように感じています。
もうその存在感はあっぱれです笑
話は変わって、カウンセリングの中で、「受容的態度」という考え方があります。相手を評価するのではなく、そのままの相手を受け入れ、認めること。
この「受容的態度」があることで、相手は自分の中から活力をみいだし、前に進むことができるとされていて、対人支援の中でもとても大切なことと位置付けられています。
言い換えると、 「大丈夫、あなたには私がいる」
そんなメッセージを送ることです。
カウンセラーは相手の方をずっと支援し続けるわけではありません。 必ず「終わり」があります。ただし終わった後でも良い関わりができていれば、相手の方が迷った時にふと思い出してくれ、背中を押すことのできる存在になりうるのではないか?
そう、私にとっての姉さんのような存在に。
カウンセラーとしても人としてももう一度心にしたいです。
やさしく、つよく、おもしろく。
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