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人間だもの。周囲を妬む、負の感情もある。

他人や周囲、環境のせいにして、なかなか行動を起こせない。自分は不幸だとなげく。

人のせいにしていないで、自分ができることをやろうよ。

もっともな正論だと思う。だけど私はまずは周囲や環境のせいにしている自分自身に気づくことが大切だと思う。ああ、ひねくれちゃっているな。ああ、ちゃんと自分を見れていないな。そこに気づいて行動するのかどうするのかを自分で決める、という手順が大事。

周囲や環境のせいにしてしまっている自分に気づかないでいると、どんどん自分で自分を嫌いになってしまう。そして自分で自分を認められなくなると、周囲からも取り残された感覚、孤独感に苛まれ、いたたまれなくなる。自分で自分を不幸に陥れてしまう。負のスパイラル。

まず今そんな周囲のせいにしてしまいたがっている自分に気づき、ああ、また愚痴っているよ、、なんて気づけるとその気持ちに流されないように止まったり、自分に対して「で、どうしたいの?」と自分ができることに目を向けようとする意識が働く。

自分を幸せにするために、自分ができる行動をしていくことが大切なことは当然だけど、自分の負の感情を見つめずに無理に行動しようとすると、やっぱり無理がたたってよくないことにつながりやすい。自分で自分の状況に気づくということは、その意味でもっと大切なのではない?

人はいつも良い状態で前向きでいられるわけではない。後ろを向きたくなることもある。泣きたくなることもある。私はそれをするなと言うのは人間らしさを奪うことのようにも思うし、負の感情があるから人にやさしくだってなれるものだと思う。

ただそんな感情に流されて自分を見失ってしまった時の後悔は、かなり辛いし、できればして欲しくない。

どんな感情を持ったって、どんな状態でいたって自分は自分。そんな自分を大切にするために、いろんな感情がある自分を慈しみ、愛し、自分を観る力、マネジメントする力は育てておきたい。

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