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先生日記153日目:裁判の危うさ


みなさまこんばんは、
2回の転職を経て
高校の先生をやっているむつみです。


今日は昨日お伝えした通り、
模擬裁判をやってみました。

これは研修で教わった授業で、
実際にわたしもやってみたものです。

模擬裁判といえど、
証言席を作ってとかではなく、
起訴状や被告人質問や報告書などの
資料を読みながら、
検察側と弁護側に分かれて
ディベートもどきをするということを
実践してみました。


最初は根拠を探すということが
難しかったみたいで、
そもそも読解力の壁がありました。笑

でも、
班の読解力のあるメンバーにつられて、
だんだんと根拠を出せるように
なっておりました。


そして、最後が肝だと思うのですが
有罪か無罪か、
答えを用意しているわけでは
ありませんでした。

あえて、結論を出すのではない
という終わり方をしました。
(研修もそうでした)


でも、人が人を裁くって
そういうことだよねと。

この人は有罪です!って
天から答えが降ってくるわけではなくて

出てきている証拠や
被告人の証言
そういうものから
判断していく必要がある。


もちろん誰がどうみてもこれは…
という証拠があれば
判断しやすいのだろうけど。


だからこそ、
「疑わしきは被告人の利益に」
という言葉があるんだよね、と
自分自身への理解の深まりにも
なりました。


生徒に感想などを聞いたところ、
多面的な見方ができるようになりたい
などという言葉が散見されて、
頼もしいなと思いました。

次回、深まりというところを意識しつつ
フィードバックして
授業を進めていきたいなと思いました。


「ちーん」という沈黙の時間も
ありましたが笑、
やってよかったです!

やっぱり授業は楽しいな。


本日はこのあたりで。
ここまでお読みいただき
ありがとうございました。

それではまた次回!


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