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「企画からの創作」ができれば、トレンドや戦略に対応できる
前の記事で「企画から作品を作り上げることで、小説執筆のスキル向上を目指している」ということを書きましたが…
<関連記事:時には「企画」から1つの作品を作り上げてみる>
これ実は、ただ単に「執筆のスキルUP」だけでなく、もっと別の面でも非常に役に立ちます。
タイトルにも書いていますが、「企画からの創作」ができるなら、その時代の流行に合った小説を作ることや、戦略的に「今、書いておきたい小説」を作ることができるのです。
小説(特にネット投稿小説)には、どうしても「人気のジャンル」「トレンド」のようなものがあり、それに合った小説かどうかでランキングの順位やサイト内での獲得ポイントが劇的に変わってきたりします。
また「できるだけ小説のバリエーションを増やしておきたい」「前作がシリアスだったので、今度はコメディを書きたい」など、戦略的に「書く小説を選びたい」ことって、ありますよね?
前の記事で書いた「小説創作の2つのパターン」のうちのもう1つ「元からあったアイディアを膨らませる」方式だと、こういった融通を利かせることができません(「偶然」ちょうど良い小説ができることはあるかも知れませんが…)。
なので、そういう意味でも「企画から小説を作り上げるスキル」は持っていた方が便利だと思うのですが…
これ、なかなか一筋縄ではいきません…。
企画を始めた当初は「流行」に合ったものを作っていたはずなのに…いつの間にか、だんだんと「何かがズレて」いき、気づけば当初の予定とは全く違うものになっていた…なんてことは結構ザラですので…。
結局、作者にとって「おもしろくない」「楽しくない」ものは筆が進みませんので、いつの間にか(無意識のうちに)作者の「趣味」に合わせて設定やストーリーが「軌道修正」されていってしまうものなのかも知れません…。
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