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58-4-2:西洋服飾史の資料をブログでまとめる

小説の資料を「文章」ではなく「ラクガキ)」の形でメモしておくことが、時々あります。

長期休暇などで時間がたっぷり使える時、特にどの小説のためということもなく「後学のため」に適当に文献を読み漁り、気になる資料をまとめておくことも多いのですが…

とある冬休み、図書館で西洋服飾史西洋のファッションの歴史)に関する文献を借り…

そのファッション・デザインを「資料にまとめる」ということを行いました。

ヨーロッパ貴婦人ドレスや、男性貴族宮廷服など、小説に取り込んだら楽しそうなデザイン・知識がたくさんあり、是非手元に資料を残しておきたかったのですが…全てをコピーするにはお金がかかり過ぎます。

そこで自分がとった方法が「本に載ったデザインを、ラクガキとして描き写す」ことでした。

ただ単に描き写すのでは「つまらない」ので、「中の人」を自作品のキャラクターに変えたりして「自分にとって楽しい」方法で資料化しました。

(なので、髪型等は当時のものと異なり、「服だけ」しか参考にならない資料になってしまったのですが…。)

しかし、長期休みとは言え時間の限られた中で描き写していたので、「特に重要なもの」「特に気に入ったデザイン」から優先的に、時代も国もバラバラにノートに描いていってしまったため、ピンポイントに「この時代の、このスタイルのドレス」と探すには、少々使い勝手の悪い資料ノートになってしまいました。

そんな資料ノートを、後に発見し、ふと思いついたのが「これにインデックスを付けて時代順に並べれば、使い勝手の良い資料になる」ということでした。

元々自分には、これまで小説の設定用に描いてきたラクガキを「ラクガキ倉庫」としてデータベース的にまとめている、ラクガキブログ「ファンタジー設定ラクガキ倉庫」があります↓。

<詳しい経緯はコチラ→関連記事:気づけばブログが増殖していた…

そんなブログに、この「西洋服飾史」関連のラクガキを載せ、サイトにインデックスを作ってリンクを貼れば、そんな「使い勝手の良い資料」が作れると思ったのです↓。

(ブログという媒体は、基本的には「インデックス(もくじページ)」がありません(固定ページを付けられるブログもありますが)ので、ブログだけでは個別記事が探しづらいのです。)

実際そうやって「時代順」に資料をまとめていったところ「時代の“抜け”が結構多いな…」ということにも気づいてしまったりしたのですが…。

(ちなみにこの「西洋服飾史の資料」も、他のデジタル資料同様、元は「個人用資料」であっても「他人の目に触れても良いコンテンツ」として体裁は整えてあります。)

<関連記事:おまけコンテンツをデジタル資料庫に

時代ごとにデザインを見ていくと、ファンタジーでよく舞台として使われる「中世ヨーロッパ」が、ファッション的にはあまり華やかでないことなど、様々なことに気づかされます。

令嬢ものでよく描かれているような、ボンキュッボンなフリフリドレスは、だいたいロココ以降のものなのではないかと…。)





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