見出し画像

37:それぞれ違った男の魅力を描きたい

【→チャレンジャー過ぎる創作活動の記録:もくじ

<前の記事→36:ルート選択ならではのネタで遊ばないなんて勿体ない!

pixivさんに投稿している乙女ゲーム風小説「選帝のアリス」には攻略対象となる“皇帝候補”が7人(+隠し攻略キャラ)がいます。

この7人のキャラクターを作る上で目標としているのが「それぞれ違った男の魅力を描きたい」ということです。
 
7人もいるので、「正統派王子様タイプ」「ツンデレ軍人」「さわやかスポーツ青年」「癒し系で包容力のある聖職者」「カワイイ系で小悪魔な演劇少年(青年?)」「超天才な魔術師」「なぜか関西系なノリの商人兼冒険者」など、“属性”だけでもバリエーション豊かにできるわけですが…
 
単に「肩書」や「うわべ」だけでなく、ちゃんと「内面」的な魅力も描きたいと思って書いています。

女性向けファンタジーだと何となく、正統派な王子様キャラや、何でもできる万能のお金持ち―いわゆる“スパダリ”が人気を集めている気がするのですが…
 
人間の魅力”って、それだけではないと思うので、「正統派王子様タイプ」を「正ヒロイン」ポジションに据えつつも、彼を(人気的な意味で)打倒すべく、他ルートのキャラも全力で書いています。
 
性格の異なるキャラクターをそれぞれルート分けして書いていて面白く思うのが、「キャラによって見えている世界が違う」ということです。
 
生い立ちも何もかも違うキャラたちですので、そもそも「生きる世界」も異なれば、「皇帝になりたい理由」も違っています。
 
1つのルートだけを選んで読み進んでいただいても良いのですが、複数ルートを読み比べれば、より一層世界観を深く味わえるのではないかと思います。

<次の記事→38:執筆スピードUP(時短化)のための分析



 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?