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#01アマチュアで過ごさないために

当時、約20年前のこと。
入社して、まもなく。

社内では、プロとは??とか
プロ意識を持って!なんて言葉が
飛び交っていた。

社長通信から発信のあった
プロ意識というワードや響きに
なになに??どういうことだろ??
となっていた記憶がある

ちょうど、自分の誕生日に社長から、
プロに関連するキーワードの
ビジネス書をもらったことも覚えている。

さて、アマチュアで過ごさないためにという本題に入る前に
少しだけプロとは??一体何かを考えてみたい

さまざまな書籍やSNS上でさまざまな方によってさまざまな
定義づけがされている。その人その人の価値観や考え方や捉え方があって
さまざな表現がされている。そして、どれも正しく、なるほどなと、思う。

なので、共通したプロとは?ひとそれぞぞれ。概ねはウキペディアに任せるとして。
自分がこれまで出会ってきた文章の中で、いいなってものをいくつか紹介させていただくと

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・プロは、ひたすら飽くことを知らず基本原則を繰り返す。
 創造とは繰り返しの中から生まれることを知っているからだ

・プロとは、常に現状における自己否定を繰り返し、
 自己革新をつづけるひとである。したがって、3ヶ月たって
 なんの変化もなければすでにプロでない

・プロは、最大の敵が自分自身であることを知っている。

・プロは、なによりも仕事が好きである。しかし好きなるゆえに苦しみも倍加する。
 プロはその苦しみを乗り越え、向上し続けることに限りない生きがいを抱いている。

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などなど、他にも紹介したい文章はあるのだがひとまず。

こういうメンタル状態
こういうスタンス
こういう生き方

ビジネスの現場を戦い抜いていれば
『プロ』として戦えているのではないかと考える。
当然この意識で生きていればきちんと身につくものは身につき
人間力を磨きあげているはずである。

このプロのフィールドに乗って仕事をしはじめるには
とにかくスタートの3年がとっても重要と考える。

アマチュアで社会人ライフを過ごさないためにはスタートが肝心だ。

学生時代や20代社会人としてスタートをするときは
自分のためだけに時間を使える最も貴重な時と言える。

歳を重ねるとともに自分のためだけに100%使える時間は減っていく。

社会人になり2、3年目以降は職場においては
部下がついたり
成長するためにプロジェクトを動かしたり
チームを持って引っ張ったり
そうなってくると
自分の事以外に時間を割くことの方が多くなってくる。

また、やがて、
結婚し家族を持つと家庭の時間も増え、
子供が生まれると子育ての時間も増え、
そして、いつのまにか自分の親もいい歳になり
介護なんていう言葉もちらつき始める。

ちょどう自分がこの歳に差し掛かりつつある。

この持ち時間の流れを見る限り、やはり先ほど書いた
スタートの3年というのは仕事の基礎力を身につける
とっても貴重な時間となる。

スタートできちんと徹底的に時間を使い
プロ意識をもって、基礎を磨き、仕事をしていれば
骨格ができ、あとはTRをして筋力(スキル)を
アップしていくことや
メンタルをケアーしたり整えたりしながら強い心をもって
仕事に挑めるようになる

最初の2、3年アマチュアのままで行ってしまうと
なぜ、この仕事をしているのだろう??とか
なぜ、仕事が面白くないんだろう??とか
この仕事が向いていないのかな??というような思考で走り続けてしまう

そもそもこれではプロのフィールドに乗って
仕事ができていないため
それ以降も
ずっとアマチュアのままで過ごすことになってしまう

プロ意識で向かっていれば
どうしたら、仕事がうまくいくか
どうしたら仕事が面白くなるか
という
なぜ?
ではなく
どうしたら?
仕事に立ち向かっていくはず

これからの時代、当時自分が20年前に言われていた以上に
プロ意識、プロとして、ビジネスの現場を戦い抜いていくのは
重要と考える

日本の就職における3種の神器
・年功序列
・新卒一括採用
・終身雇用

これは、もうほぼほぼ崩壊

会社が守ってくれる時代が終わりつつある

たとえ、組織の中にいたとしても
個々できちんと自分の足で立っているという状態を
つくるべくプロ意識をもって仕事に向かうのは
当たり前になってくる

最初につまづいたならばどこでもいいので徹底的に仕事に
立ち向かう2、3年を過ごすのは重要なこと

私自身も40代に突入するいま、改めて
プロ意識をもって、鍛え続けなければいけないなと
自分自身に言い聞かせながら過ごしていきたい


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