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感想 プロジェクト・ヘイル・メアリー 上下  アンディ・ウィアー 目が覚めたら宇宙に独りぼっち、自分が誰だか思い出せない。一緒に宇宙船に乗っていたクルーたちは隣で死んでいる。

 


目が覚めたら宇宙に独りぼっち、自分が誰だか思い出せない。一緒に宇宙船に乗っていたクルーたちは隣で死んでいる。
最初から面白い。

現在と過去の同時進行で物語は語られる。

彼は、なぜ宇宙船の中にいるのか
地球は、どんな危機に直面しているのか
プロジェクト・ヘイル・メアリーとは、どんな計画なのか

少しずつわかってくる。

雑に説明すると、アストロファージから人類を救え!ってことになる。これは太陽エネルギーを食べる物質で細菌みたいに増殖している。このままじゃ地球は氷河期になり絶滅する。

そのアストロファージをエネルギーにし宇宙船でタウ・セチ(くじら座タウ星)まで来た。

そこで異星人と遭遇する。エリダニ40星系からきた異星人(ロッキー)の母星エリドもアストロファージに感染していました。

これは二人の友情の物語。
面白かったところは、アストロファージをやっつける生き物を見つけるが、窒素に触れると死ぬのを、二人で考えて窒素に耐性をつけるように進化させるとこ。しかし、それが逆に、彼らの燃料であるアストロファージを食ってしまい燃料不足になるとか、漏れ出すとか、怒涛のトラブルの連続のところが面白い。


2024 1 15



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