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感想 グレイラットの殺人   M・W・クレイヴン ワシントン・ポー刑事シリーズ第四弾。ちょっとトーンダウンしている。


前作が神回だけに、期待値を上回ることは出来なかった。
まず、パターンが鼻についた。
また、こういう感じなのか・・・という感覚があった。

首脳会議直前に、ヘリの操縦士が死んだ
それは過去のアフガンの事件と関係している

現在の事件が、過去の事件と因果関係あり
このパターンはもういいと思う

事実を隠蔽する勢力
明らかにしたい人々

真犯人は、まぁ、そうなるでしょうね
ゴルフ場での犯人とワシントン・ポー刑事のやり取りはちょっと盛り上がった。

今回と前回の違いは仲間の変化である。

ポーとティリーのコンビに、アメリカから来たFBIのメロディ前回の協力者
に加えて、MI5のハンナを加えた4人のチームで捜査に当たるのですが
このハンナが曲者
MI5が送り込んできた間者。つまりスパイみたいなもので、ちょっとした緊張感のようなものが生じて、そのザワザワした感覚が楽しい
今までのように明確に邪魔する人間ではなく、味方の顔して、裏で敵なのが面白い。
逆に、ポーもハンナを利用するのでいいのですが・・・



2024 9 15



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