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書評 100年後まで残したい日本人のすごい名言  齋藤孝   名言を題材に斎藤さんが好き放題語る本です。名言好きは一読の価値あり。

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名言を肴に、斎藤さんが独自の価値観と、その深い教養で語る
そういう本です。

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バカボンのパパの「これでいいのだ」が名言だったとは・・・


バカ ボン の パパ の 決め ぜりふ「 これ で いい の だ」 には、 すごい 力 が あり ます。「 これ で いい の だ」 と 言う と、 勢い が つい て 先 に 進める。 自分 を 肯定 し、 状況 を 肯定 し て 前 に 進む の です。 肯定 する から エネルギー が 出 ます。 そして 状況 を 好転 さ せ て いく こと が でき ます。


これはびっくりですが、斎藤さんの意見を聞いていると、なるほど・・・と腑に落ちた。
失敗した時とか、色々と悩んでも先にはいけない
「これでいいのだ」と断言し肯定し先に行く
それが良いのだと思いました。

水木しげさんの幸せの秘訣が参考になる。

幸福 の 七 カ条
第一 条   成功 や 栄誉 や 勝ち負け を 目的 に、 こと を 行っ ては いけ ない。
第二 条   し ない では い られ ない こと を し 続け なさい。
第三 条   他人 との 比較 では ない、 あくまでも 自分 の 楽し さを 追求 す べし。
第四 条   好き の 力 を 信じる。
第 五条   才能 と 収入 は 別、 努力 は 人 を 裏切る と 心得 よ。
第六 条   なまけ者 になり なさい。
第 七条   目 に 見え ない 世界 を 信じる。

次に、坂本龍馬

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「 世 の 人 は   われ を なに とも   ゆ は ばい へ   わが なす こと は   われ のみ ぞ しる」 は、 龍 馬 が 遺し た 言葉 の 中 で 最も 有名 な もの の 一つ でしょ う。
「 世間 の 人 には 好き な よう に 言わ せ て おけ ば いい。 自分 の する こと は 自分 にしか わから ない」 といった 意味 です。 人 に 流さ れ ず、 信念 を 貫く 龍 馬 の 覚悟、 気概 に あふれ た 句 です。

自分 の やっ て いる こと の 意義 を わかっ て い まし た。 だから、 何 と 言わ れよ う と いい の です。 それ は 気概 でも ある し、 やわらか な 心 とも 言える でしょ う。

徳川家康

 「 いかり は 敵 と おも へ」 も いい 言葉 です。 人 に対して カッ と なっ た とき、 敵 は 相手 なのでは あり ませ ん。 自分 の 中 に ある 怒り こそ が 敵 なの だ という こと です ね。


北島忠治

 「 前 へ」 という スローガン は、 勝ち負け よりも 前 へ 進む こと を 重んじる 精神 を 示し て い ます。

あれこれ と 迷っ て いる よりは 一歩「 前 へ」。 半歩 でも いい から、 とにかく 踏み出す こと が 大切 です。


高村光太郎

僕 の 前 に 道 は ない  僕 の 後ろ に 道 は 出来る


  戸惑い ながら 進め、 何年 か 経っ た のち に「 ああ、 こう やってき た ん だ な」 と 思う。「 僕 の 後ろ に 道 は 出来る」 感慨 は ある もの です。 前例 の ない こと、 初めて 取り組む こと に 出合っ たら「 面倒くさい」 では なく、 ぜひ この 名言 を つぶやい て ください。

鳥 井 信 治 郎

 「 やっ て みな はれ」 は、 サントリー 創業 者 で あり、 日本 の 洋酒 文化 を 切り 拓い た 鳥 井 信 治 郎 の 口癖 です。

これは力強い励ましの言葉です。
理屈を語るのではなく、「やってみなはれ、やらなわかりまへんで」って言うのみだったそうです。。

千利休

一期一会


一生に一度の機会だと思えば、普段見えなかった部分も見えてくるようになる。

小林多喜二

闇があるからこそ、光がある

川端康成

一生の間に一人の人間でも幸福にすることが出来れば、自分の幸福なのだ

世阿弥

初心忘れべからず


2021 5月 15日



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