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感想 人撃ち稼業  井原 忠政 暗殺者となった猟師の話し、銃の蘊蓄とかが面白い。


腕の良い猟師が、妻がキリシタンである秘密を知られ
暗殺者となっていく様を描いた時代物
テンポが良く
人物が魅力的に描かれている

銃についての蘊蓄が細かくて面白い
試し打ちのシーンがある。
刑場で殺される罪人を撃ち殺すのだが、その葛藤やらが面白い。

千代というくノ一が世話係なのだが
彼女が微笑んだところ
すかさず、彼が考察をくわえる
なかなか面白い


笑顔と泣き顔に、その人の性根は出るものだ。日頃、人は取り繕って生き取るから真顔ではわからんのさ



なるほどと納得させられた。

本書には続きがあるようです。

2022 10 22



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