感想 ストーンサークルの殺人 M W クレイヴン ストーンサークルに焼死体、連続殺人事件。被害者の共通点から、過去の事件が浮かび上がる。展開が面白い。英国推理作家協会賞最優秀長篇賞ゴールドダガー受賞作。
英国推理作家協会賞最優秀長篇賞ゴールドダガー受賞作。
確かに面白い。単純だけどスリリング。エンタメ寄りのミステリーです。
本書の魅力は、キャラ設定だと感じます。
主役のワシントン・ポー刑事のぶっきら棒なのに、優しいツンデレなところがいいですね。
それにしても壮絶な過去。
母親に捨てられて父に育てられたとは知っていたが、母がレイプされていたとは・・・
ワシントンでレイプされたので、ワシントン・ポー。
酷いネーミングですね。
英国のストーンサークルを舞台に猟奇的な殺人事件が立て続けに3件起こった。
焼死体です。
ステファニー・フリン警部は、かつての上司ワシントン・ポーに捜査を依頼。
何で俺やねん、辞めるつもりなのに・・・
という彼に、彼女は理由を説明する
被害者の胸にあなたの名前が刻まれていたの。
数字の5という文字と共にね・・・
ワシントン・ポー 5
つまり、予告殺人?
被害者の全員が60代の男性。
もちろん面識なし。
のはずが・・・
ネタばれできないので語りませんが、実は関係が多いにありだったのです
親友と、天才肌の相棒を仲間に引き入れて
彼は、この凶悪犯に挑みます。
この事件の被害者が過去のある事件に関係していると見つけるのです
最後の最後まで面白いです。
犯人はかなりびっくりな人物でした。
2024 9 12