感想 池上彰の行動経済学入門 心理学と経済学の融合みたいなイメージ。どこかで聞いた話しばかりだけど面白かった。
行動経済学の入門書。
心理学と経済学を融合させたような学問です。
レベルは大学生程度。簡単です。池上さんがわかりやすく解説しています。
人間はいつも合理的に行動するものではない。
これが行動経済学を楽しむ糸口となる。
それは人間の心が行動をある程度動かしているからだ。
面白かった場所を少しだけ紹介します。
意思決定の思考には、熟考と即決の2つの形がある。
人は一日に500近い決断をしているので、どうしても即決が多い。ヒューリスティックは、私たちが直感で意思決定するプロセス。
CMなど・・
利用可能性ヒューリスティック
ついつい身近でなじみのあるものを選んでしまう
強く記憶に残っているもの
インフルエンサーのレビューを気にする理由
ハロー効果
あるものを評価する時、それがもつ際立った特徴や評価に引っ張られる。
学歴、肩書、ルックスなど・・・。
あらかじめ先入観があり、それをベースに直観で判断していることが多い。
人のヒューリスティックを利用した商売
選んで欲しい選択肢を手に取らせるなら三択がよい
極端の回避効果 おとり効果
松竹梅なら、竹が選ばれる
ファーストフード店でセットが選ばれる理由
ヒューリスティック空間
短時間で意思決定をしてもらうため
キャッチコピーは有効です
習慣化による需要の掘り起こし
OOといえばXXというヒューリスティックを消費者に植え付けるのがキャッチコピー
行動経済学は色んな場面で応用され使われていて面白い。
2022 5 21
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