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#ミステリー
感想 シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱 高殿 円 『シャーロック・ホームズ』シリーズをリスペクトした作品、キャラはいいし面白いがミステリーとしては微妙です。
ホームズをリスペクトしているのはわかる。 現在に時代を移し、設定を女にしたのも面白いが、少しふざけすぎているし、ミステリーとしての質が軽視されているのも問題に感じた。 楽しいのは楽しい。だから、悪くはないが、殺人事件のトリックがあほすぎる。 タイトルは、緋色の憂鬱 だが、血色の毒入りタンポン事件でいいように感じる。 本書には、そのほうがお似合いです。 シャーリーホームズは心臓病で最先端の技術で生かされている。 そこにモリアーティー教授が関与しているのが面白い。モリアーテ
感想 犯罪者上下 太田 愛 無差別殺人事件の生き残りが、犯人は違う人じゃないのかという疑問を抱いたところから始まるところに本作の発想の新しさがある。
今までに読んだミステリーと少し違う何かが、この作品にはあると感じました。 作者は、劇団の脚本、テレビの脚本の出身者らしい。 ウキペディアによると、テレビドラマ『相棒』1997年に『ウルトラマンティガ』などの作品も書いているらしい。 本作は、少し通常のミステリー作家と比べると違う感じがした。 それは悪い意味ではなく新鮮という意味です。 無差別殺人事件が発生した。 犯人は薬中毒。すでに死んでいた。 しかし、一人生き残った青年は、ちよっとおかしいと刑事に話す 彼は誰かに生命を