おいしいこんにゃくは十分にお酒のつまみになる。
”手作り”のこんにゃくって食べたことあります?
ちょっと柔らかくて、ブリュブリュした感じで、表面もすこしザラザラしたような感じで・・・
スーパーで安く売ってるお徳用のこんにゃくのようにツヤツヤのプリプリではなく、ちょっと頼りない感じのです。
私はその”手作りこんにゃく”がけっこう好き。
最近、農産物直売所で良いのを見つけたんです!
静岡市の「エビケンハウス青木」というメーカーさんの手作りこんにゃく。
450グラムとけっこう大きめサイズなんですが、これで小。
さらに大きなサイズも売ってるんです。
この時点でスーパーには無い商品・・・笑
見た感じ、手作り感があって、普通のこんにゃくではない特別感を感じます。やわらかそうでおいしそう。
くちのところはテープで止められてるだけなので、そこからこんにゃくの生ぐさいニオイが漏れ出ています。
そこがまた、田舎の手作り食品っぽくて好き。完成されていない感じがワクワクしますね!
エコバッグの中で、こんにゃく汁が漏れ出ないかハラハラしながら持ち帰ります。
で、まずはコレね!
「生で食べてみて」と書いてあったので、まずは「刺身こんにゃく」で食べてみました。
そのまま薄く切るだけなので、とてもカンタン。
一緒に買ってきた田楽みそを付けて。
ひとくち食べて最初に思ったのは
「この田楽みそおいしい!」
カツオの出汁がしっかり効いてて、余計な味がしなくて、手作りの田楽みそって感じ。
そしてメインである手作りこんにゃくの柔らかいブリュブリュとした食感。
みずみずしくて、のどごしがいい。
田楽みその強い味のあとに、こんにゃくの味わいもふんわりと追ってくる。
これに合うのはやっぱり日本酒だなぁ~
辛口の日本酒を冷で。
決して派手ではないんだけど、落ち着いたおいしさ。
気づくと手を伸ばしている。
なんだかんだでスイスイ無くなっていってしまう。
・・・とは言っても、
450グラムもあるので、刺身だけでは消費しきれません。
ここからは調理もしてみましょう。
ChatGPTに聞いてみたら、「こんにゃくのバターステーキ」というおいしそうなものを教えてくれました。
こんにゃくは味がしみやすいように、面に切れ込みを入れておきます。(裏面も忘れずにネ)
それを一口大に切り分けて、みじん切りにしたにんにくとバターで炒めます。
少し水分が抜けてきたら、しょうゆを絡めて水分を飛ばし、完成!
はい、カンタンですね。
茶色でさみしいから、ちょっとネギも散らしておきましょう。
生のこんにゃくの柔らかいブリュブリュ感もいいんだけど、火を通してキュッとしまったこんにゃくのブリブリ感もまたおいしい。
ポイントは表面に切れ込みを入れておくこと。
これがあると醤油とバターとにんにくのおいしいタレが、こんにゃくに染み込んでおいしくなるんだなぁ~
こんにゃくがさっぱりしてるから、思ったよりも2倍くらい濃い目の味付けにするとちょうどいい。
これはジャンキーなタレの味と、ブリブリ食感を楽しむ料理だから。
飲み物はビール!
あ、でもハイボールも良い気がする。
ジャンキーな味をさっぱり洗い流せるようなお酒が合う。
こんにゃくメインでお酒のつまみができてしまった。
しかもおいしい。
安いしヘルシーだし、こりゃあいい。
普通のこんにゃくでも良いけれど、手作りの柔らかブリュブリュこんにゃくは、やっぱり味わいも食感も違うなぁ。
個人的に、こんにゃくは工業製品度が低ければ低いほどトキメキを感じますね!田舎っぽいほうがぜったいおいしいと思う。
山梨若菜
イラストレーターをしています。
私のイラストのホームページはこちら。