目の前の人が教えてくれる
『イッライッラしな〜いで〜』とたびたび自分に言い聞かせる
神様とか仏様とか、目に見えない大いなる存在は時として自分が自分に言わなければいけないことを、目の前の人に言わせることがあるそうな
こういった事を、いつも大切に心に留め穏やかに暮らしていけたらどんなに良いだろうと思いながら、心が狭くなりがちな私は『苦手』を自らたくさん作り『いらいら』を募らせてしまう
時間に追われる仕事をしているとき、限られた人数でやっている小さな小さな職場なのに”ちっちゃい“事に ”いらいら“してしまう
どれもこれも些細で、くだらない取るに足りないようなこと
そういうとき、『ああ、この人は今、こうやって私の神経を逆なでしているようなふりをしてイライラしな〜いで~』って私が私に言わなければいけないことをかわりに言うてくれてるんやな!と思いこむ
立場変われば、
自分のことを棚に上げて、
お互い様、
よくよく考えればどれもこれも見る角度ひとつの危ういもの
気にしなければ、考えなければ無いのと同じ
それなのに、穏やかな水面を引っ掻き回し波風をたてるような考えが頭に浮かんで消えはしない
もちろん仕事上の、客先や仕入先に関わることをはじめ解決・改善しておかなければいけない事なら話し合ったりしなければいけないけれど、口にするのも恥ずかしいほどくだらない事ばかり
そんなようなことで心に波風を立てていては、自分も相手も周りも良いことなんてひとつもない
そうは言いながらも、おにぎりひとつ分のモヤモヤを抱えたまま過ごす私
終業を迎えた時分に『その相手』にその日いちばんの朗らかで明るい笑顔(に見えた)と声(に聴こえた)で話しかけられる
おにぎりは、その瞬間に消化される
連休遊びすぎて疲れてんにゃろな〜
ひとりでワガママに過ごしすぎてしもたかな~
心がざわざわしても仕方がない、新月だから
今夜はゆっくりお風呂に浸かってぐっすり眠って新しい朝を迎えることとしよう
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