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梅干しの時期

梅雨が明けたら梅干しの季節


昨夜、キャベツをたたいた梅干しと大葉で和えたものをムシャムシャ食べながら梅雨が明けたらあの季節だなと思い出し、明日の夜は忙しいから、せっせと書く

ええ、鴨川へ行かねばならんのです


子どもの頃から、実家では”梅仕事“が行われ、梅をガーゼや布巾で丁寧に拭き拭きしておへそを竹串でグリッと取り除いたら梅酒用と梅干し用に選別される

梅酒用は熱湯消毒された瓶にホワイトリカー(焼酎)と氷砂糖に漬け込まれ、梅干し用はお塩に漬けられる

赤紫蘇はどのタイミングで入れていたのかしらん

梅雨が明けた頃、家庭菜園をする屋上の屋根のある場所に横に並べて干すが大雨や風の強い日などは慌てて取り入れたりと手がかかる

一人暮らしをし始めてからは、実家の梅干しを食べることはなくなったが購入してでも食べたい時はお気に入りのお塩『海の精』を使った物を購入するがしっかりしょっぱくて酸っぱくて美味しい

梅酒は好んで飲まないけれど聞けば好きな方はブランデーやラム酒、黒糖や蜂蜜など色々なお酒や甘味でオリジナルを作って楽しんでおられるそうな

ご近所にも『蝶矢』のやっているオリジナル梅酒の作れるお店がありお店の外でも沢山の人が待っているので人気があるんですね

ある夏の暑い日、まだ小学生だった頃家の前で中学生の姉の友人と3人で遊んでいた途中家にお茶を飲みに帰ると、階段の前にしゃがみ込む母の姿が見えたので近づくと血の海だった

大袈裟ではなく、床に溜まるほど血が沢山出ていた

腰を抜かしそうになって姉を呼びに行き、戻ってよく見ると梅干しの甕の蓋の割れた物が転がっている

とりあえず患部の血を拭い足を少し高いところに上げ止血をしながら、あたりを拭きつつ尋ねると、2階へ甕を持って上がろうとした時に足の甲の上に蓋が落下し怪我をしたのだという

結構大きくて重い

幸い貧血になったり痛がったりもしなかったし、怪我自体はひどいものでも無かったがありったけの雑巾は血に染まり、こちらが気絶しそうだった

足の甲を切るとこんなに血が出るのかと恐ろしかった

梅干しの鮮やかな赤や、梅干し特有の甕、何なら『ケーニヒスクローネ』の“壷入りアルテナ”(美味しいチョコレートのケーキです)を見ただけでも少しだけゾワッと蘇る恐怖の光景


小学生の頃雲梯で遊んでいた時落ちて、転がっていた大きな石の角に顔面から着地しおでこを少し切った

驚くほど血が出て大した事ない小さな傷なのにいっぱい血が出て顔が血だらけになり大騒ぎになって病院に運ばれた

たまたま、小学校の隣と言っても過言ではないものすごく近所の外科医院に誰かにおおんぶしてもらって

ひと針縫っただけで済んだが、その派手な血の流れ方で周りがパニックになるし、おでこの皮膚は硬くて平らだからたくさん血が出たのよ、と看護師さんに言われた

今って、縫わないらしいですね

たくさん血が出たからかボーっとしながら母の代わりに迎えに来てくれた姉に手を引かれてとぼとぼ帰る道を何となく思い出す

あご切った時もびっくりするくらい血が出た

水が流れるように止まらない血が勢い良く出続けた

両手で受けてもその御椀のようにした手から溢れ出し床にぼとぼと落ちるほどに血が出たことがあった

私調べではおでこ・あご・足の甲は傷の大小ではなく血の量でパニックになり二次的な怪我をしそうになる

滑って転んで失神

大出血の話ばかりで恐縮ですが、少し涼しくなりましたか?

薄い紙でも切ると痛いし、血出るよね〜


時計に付属する盛りすぎ温度計が35℃を叩き出す部屋で、自分で書いておきながら苦手な血を思い浮かべて震えながら書いている

※夜寝るときはエアコンをつけます




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